InternetStockレポート2001年9月3日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

あなたの仕事が危険にさらされている時の10のサイン

この記事のURLhttp://japan.internet.com/isreport/20010903/8.html
著者:Bill Bennett
海外internet.com発の記事
炭鉱夫は地下に潜るとき、カナリアを連れていった。鳥は人間よりも空気の変化に敏感で、生きた警報機の役割をするためだ。カナリアが死ぬときは、爆発や有毒ガスの危険性が高いことを意味しており、炭鉱夫は即座に坑内から脱出することを心得ていた。

幸いにも、ナレッジワークの職場は炭鉱に比べ物理的な危険は低いものの、危険防止の早期警告システムを持つに越したことはない。以下の10項目は、仕事が脅威にさらされたときの警報サインだ。 

1.従業員が深刻な違反行為をした際には、人事規制が発動する。深刻な場合には解雇処分に至ることもあるが、労働法によって従業員を首にするのは地雷原となっている。

半年から1年以内に事業部を閉鎖・縮小する場合には、最も抵抗の少ない方法で行う。つまり、問題社員を排除するのではなく、解雇が言い渡されるまで待つということだ。これによって大幅に弁護士費用が節約できるし、摩擦も避けられる。

2.我々と同じように、上司も人間だ。部下が崖っぷちにいることを知って、姿を見せなくなる者もいる。これは、最終決定が下されてるまで部下を避けるためだ。もしくは企業のイメージを悪くしないよう、人事部や法律家と解雇対策を調整するのに大わらわの場合もある。

3.最悪の場合、上司は部署を守ろうと駆けずり回ったり、逃げ道を確保したり、自分の退職金の算段に必死になる。いつも朝早く夜遅くまで働く上司の行動パターンが突如として変わり、遅く来たり早帰りをするようになれば、何かが起きている。同様に、カジュアルな服装の職場のトップ達が、急に昼間からスーツで来るようになるのもおかしい。

4.セキュリティ事件の大半は、内部の者や元従業員が関与している。貴方にコンピュータースキルがあり、セキュリティ上脅威だと思われる場合、解雇通知を手渡される前にシステム上の特権も剥奪されることもある。

5.ベネフィットは現金だけとは限らない。駐車場、会社のクレジットカードなども含まれることがある。その両方が悪くなれば、先も見えている。ある朝車で出社したら、自分の駐車スペースに自分の後任者の車が止めてあったという者もいた。

6.仕入先が支払いの遅延で苦情をもらしたり、掛売りがストップされていれば、大抵資金が逼迫していることを意味する。給与の支払いまで遅れるようなら、かなりまずい。

7.仏頂面で難しい上司の愛想が急に良くなったら、用心した方が良い。解雇の前触れで、相手を軟化させようとしているのかもしれない。解雇は法の地雷原だ。嫌な上司の態度が原因で不当解雇が成立する場合もあるため、相手をおだててこれまでのことを帳消しにしようとしているのかもしれない。

8.今日は B2C のオンライン小売業、来週からはワイヤレス インターネット ポータル。このような従業員向けの分かりにくい通達の裏には、「この会社は危ない。現金が底をつく前に、我々は最後の賭けに出る」という真のメッセージが隠されてはいないか。

9.以前多国籍の出版企業で働いたことがあるが、そこはロンドン周辺に幾つものビルを所有して、それぞれに子会社を入れていた。私のいたマガジン パブリッシングのスペースはかなり狭かったが、従業員の間で『デパーチャー・ラウンジ』の名で知られる、スペースをふんだんに使った場所があった。

そこは、廃刊間際の出版物の専用スペースだった。自分の扱う出版物がそのラウンジに移動することは、自分の仕事が生命維持装置に置かれたことを意味していた。あなたは、多くの大企業にこれと似たようなものがあるのをご存知だろうか。

10.長い間会社にいれば、何が起こっているか言葉にしなくても感じるものがあるだろう。なんてことはない、ほんの小さな違和感だ。それが何かすぐに分からなくとも、それが正式になる前に、漠然とした不快感を感じ取ることがある。

それを無視してはならない。もちろん外れているかもしれないし、単に過敏なだけかもしれない。だがこの時こそが、あなたの勘がキャリアに役に立つ場面でもあるのだ。 

Copyright 2009 Japan Internet.com K.K. All Rights Reserved.http://www.internet.com/