長期投資家の目 - ダブルクリックダブルクリックは、新形態のインターネット広告「モーション広告」を開始したと発
表した。同社は、その第1弾として、日本経済新聞社が運営する総合情報サイト
「NIKKEI NET」と提携し、航空会社のモーション広告を開始した。
同社は、新規に開始する広告サービスについて、リッチメディア技術を活用すること で、従来のバナー広告では表現できなかった、例えば、画面上を飛行機や自動車が横 切ったり、キャラクターが画面内を歩き回ったりするなど、ウェブページのコンテン ツ画面全体を利用して、ダイナミックな動きを持たせることで、これまでには無かっ た豊かな表現手法を用いることが出来るようになるとしている。 ネット広告業界は、景気の低迷の影響を受けた企業が広告費用を削減しているため、 苦戦を強いられており、広告代理店の合従連合が進んでいる。例えば、サイバーエー ジェントがクリック保証型「CYBER CLICK」事業より撤退しバリュークリックとクリ ック保証型広告で販売を提携、まぐクリックがメディアレップドットコムとの合併、 などがそれである。 今後、リッチメディアを使った広告は、ブロードバンドの普及により市場が急速に拡 大していくことが予想される。従来のバナー広告よりも訴求力の高いリッチメディア を使った広告は、従来のバナー広告よりも単価が高く設定されているため、ネット広 告を取り扱う広告代理店およびネット広告を掲載するメディアは、リッチメディア広 告の増加により、1)顧客あたりの売上高が増加し、また、2)従来は表現力が限ら れているといった理由でバナー広告の利用を見合わせていた広告主を新たに広告主と して獲得することが出来るようになるであろう。 また、メディアが多様化しその絶対数が増えていくことにより、今後、雑誌、テレビ、 新聞などの従来の媒体の広告シェアは横ばいもしくは下落すると予想されるが、イン ターネット全体でみた場合、インターネットを利用した広告は確実に増加していくこ とが予想される。ただし、インターネットを利用したメディアでの広告についても、 そのハードウェアや形態も急速に多様化すると予想されるため、その対応を見誤ると 収益に大きな影響が出ると思われる。しかし、その点についても、既存のインターネ ット広告代理店とメディアにアドバンテージがあるといえるであろう。 2、3年前と比較し、ネット広告関連企業の評価が下がっていることは否めないが、 広告業界全体を見渡した場合、今後、どの分野の広告が伸びていくのかはハッキリし ているのではないだろうか。 記 事提供: ![]() 最新トップニュース
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