ベンチャー投資、2000年はなかったことに?大企業が社内ベンチャーに資金やテクノロジー・リソースを提供するコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)は、従来のベンチャー・キャピタル(VC)に比べ投資パターンが不安定だ。だが、両者を比較するには、2000年のデータは除外しなければならない。2000年はその運用面でも投資面でも、数々の後悔の瞬間を生んだからだ。
半導体大手のベンチャー・キャピタル事業 Intel Capital にとって、後悔の瞬間は、eToys や Juno、その他「戦略的」と考えられるものに対する速いペースの投資に現れた。 だが当時、誰がその正当性を疑っただろう。1999年第4四半期 Intel Capital のポートフォリオが初めて決算書に個別に開示された時には、Intel の利益の10%を占める主要な収益源であったのだ。 しかしその後、このポートフォリオの価値は、1999年末の80億ドルから下落し始め、現在では17億ドル程度である。さらに、Intel の80億ドルは現金での投資ではなく、当時(1999年12月31日)の帳簿価格であるという。BusinessWeek 誌によると、2000年 Intel Capital は300社に13億ドルの投資を行っている。 2001年の同社の投資は前年の半分程度であったが、それは同社が自信に欠けていたからではない。同社のディレクター Mark Christensen 氏の予測では、2002年は前年比約10%から20%増しで投資を行う予定であるという。それ自体は非常に妥当な数字だ。1999年から2000年とその後の期間のベンチャーキャピタル投資を比較した場合、いかなる分析でも大幅な減少が見られるためだ。 1999年から2000年の間は、理性を失った公開市場、新技術を取り巻く混乱、荒れ狂う経済――これら全てが畏怖と欲望の文化を作り上げ、隅々に蔓延していた時期だった。 Intel Capital はオーストラリアで9件の投資を行っており、さらなる投資機会を模索している。コミットメントとは、そういった事実を基に評価されるべきだろう。少なくともオーストラリアでは、Intel 及び米国のテクノロジー企業のコーポレート・ベンチャー・キャピタルは間違いないだろう。
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