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2001年4月21日 00:00
『Adore』 や 『Lion』 ワームは、中国人「ハクティビスト」の政治的抗議Wired の報告を信じるなら、最近 Linux をターゲットに蔓延してい る 『Adore』 や 『Lion』 ワームは、退屈したお子ちゃまハッカーたちの仕業ではなく、日本の改訂教科書 や、4月1日に南シナ海の公海上空で起きた米軍偵察機と中国軍機の接触事故で、パイロットが死亡したことに異議 を唱える、いわゆる政治的な動機を持った中国人コンピューターハッカー「ハクティビスト」による、政治的抗議キャ ンペーンであるという。 事故に巻き込まれた中国人パイロットが最近死亡したことを受けて、中国国内の政治熱はますます高まりを見せてお り、中国の Web サイトでは、米国軍の Web サイトをクラッキング攻撃するよう呼びかけている。 Wired は、27才の中国人技術者の言葉を引用してこう述べている。「中国では、Linux が学校で普及しているため、 Linux がクラッカーたちの共通のクラッキング ツールになっている。しかし Linux ワームは、米国でさほど深刻な 打撃を与えていな い。」 Adore は、セキュリティ企業 Vigilinx の Bruce Murphy 氏に事故の責任を追及するために作成されたとも報告されている。 Adore が中国で発生したと考えられる最大の理由は、このワームが取得した情報を sinanet.com のドメインを持つ メール アドレスに返信しているためである。sina.com は、中国のポー タルサイトだ。 そうだとすると、中国人クラッカーは大変な早業を成し遂げたといえる。 SANS 警報は、Adore が Linux をターゲッ トにした初期の2つのワーム『Ramen』 と 『Lion』 の変種であると説明しているが、Adore は、Lion のわずか1週間 後の4月1日に蔓延し始めた。 Whitehats.com によれば、中国人ハッカ ーは、Lion ワームを「日本の改訂教科書が、日本軍による中国や韓国占領、および南京大虐殺を軽視していることへの 警告」のため作成したという。 Adore と Lion は、ほとんどの Linux ディストリビューターが十分なパッチを当てていたシステムのセキュリティホ ールを狙ったものである。
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