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UnitedLinux のゆくえ
「UnitedLinux」構想と呼ばれるこの4社の戦略の背景には、 Linux ディストリビューションの数は多いが、 ビジネス用ソフトウェアが少ないという現実がある。 この2つが、Linux の企業ユーザーへの普及をはばんでいる主な要因だと4社は見ている。 この構想が実現すれば、 自社のディストリビューション拡販に携わる資源の一部を他のプロジェクトに割り振れるようになるが、 4社は今後も、 独自の一般消費者向け Linux ディストリビューションを維持する権利を持つというものだ。 UnitedLinux 構想に参加しているのは現在、Cardera、Turbolinux、Conectiva、SuSE。 VA Linux Systems ジャパン株式会社 OSDN 事業部統轄マネージャー、 佐渡秀治氏は、 「UnitedLinux によって Linux 導入の機運が高まる効果はあるだろうし、 また、動作検証などのコストが軽減されるようになるのはいいことだ」、 と評価しつつも、 「RedHat が参加していないし、 Linux の標準仕様としては LSB(Linux Standard Base)があるので、 UnitedLinux がただちに Linux ビジネス全体に影響を与えることはないだろう」、 とコメントしている。 以下は佐渡氏のコメント全文である。 「Linux 市場全体への影響を考えると、 UnitedLinux の登場は世界規模での Linux 導入の流れを早めるかもしれない。 Linux ディストリビューションの乱立は、 Linux 的なオープンソースならではの現象であるが、 IHV、ISV にとっては動作検証へのコストを増大化させるだけであり、 それが軽減されることは良いことである。 特にグローバルにビジネスを展開するベンダーにとっては、朗報だろう。 また、ユーザ企業にとっては、 互換性への不安など心理的なマイナス要因を拭いさる効果もあると思われるので、 全体的には Linux 導入への機運を高める効果があるだろう。 ただし、UnitedLinux には RedHat Inc. は参加していないこと、 また Linux の標準仕様としては LSB が認知されはじめてることから、 UnitedLinux がただちに大きな影響力を持つことはないと思われる。 VAJ 的な視点からみれば、メリットは同じように考えることはできるが、 ただちにビジネスへの影響があるとは思わない。 VAJ のビジネスは、 Linux のカーネルレベルからの深い知識と技術を背景にして「高性能で安定したシステム」 を顧客に提供することであり、 Linux ディストリビューションに依存したビジネスは行っていないからである。 もちろん、 UnitedLinux を利用することで VAJ 特有のカーネルレベルの技術をよりビジネスに向かせることができるので あれば、ビジネスへの影響はあるだろう」 最新トップニュース
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