![]() ![]() ![]() ![]() SRA が Windows RDBMS 市場に参入この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtoday/20021127/4.html
著者:山形直子
国内internet.com発の記事
株式会社 SRA は2002年11月27日、 オープンソース DB PostgreSQL の Windows 版「PowerGres」を開発、 2003年3月にも発売すると発表した。 稼働環境は Windows 2000 と Windows XP。 PostgreSQL の最新バージョン 7.3 をベースに、 スレッドモデルを採用。 UNIX や Linux 版 PostgreSQL との互換性や移行性を図った。 データベースサイズとレコードサイズ、テーブルあたりのインデックス数に制限はなく、 テーブルサイズは最大 64 TB、フィールドサイズは最大 1GB で1テーブル内のフィールド数は最大1,600。 行ロックや MVCC などのトランザクション機能がある。 同時接続ユーザー数に制限はない。 プログラミングインターフェイスは、C、Java をサポート、 EUC、SJIS(クライアントのみ)、Unicode に対応し、日本語に完全に対応。 ビジュアル管理ツールや、 日本 PostgreSQL ユーザー会が翻訳した PostgreSQL 7.2 のマニュアルをベースに、 PostgreSQL 7.3 での追加、変更分を SRA が翻訳した PostgreSQL 7.3 の詳細な 日本語マニュアルも、HTML 形式でバンドルされる。
開発サポートには、 Windows シングルユーザー版を開発した新生開発株式会社の斉藤浩氏、 Bruce Momjian 氏も参加する。 発売の時期は2003年3月を予定、 価格は48,000円、 2003年1月にはβ版の無償配布を予定している。 SRA の石井達夫氏は、現状では PowerGres のソースコードは公開しないが、 いずれ PostgreSQL に合流させたいとし、 そうなれば、スレッドモデルの PostgreSQL を入手できるようになるので、 コミュニティのメリットは大きい、と語った。 SRA では今後、PowerGres によって Windows の RDBMS 市場に参入、 システムインテグレータなどとアライアンスを組み、 初期投資の軽減、 あるいは既存の Windows DB からの移行を図る顧客をターゲットにビジネスを展開、 初年度1億円、3年目で30億円の売上を目指す。 今年創立35周年を迎えた SRA では4月から社内カンパニー制を敷き、 顧客の要望により一層迅速に応える体制を作っているが、 今回は Windows で PostgreSQL を使いたいという顧客の要望に応える形で、 PowerGres の製品化となった。 SRA は8月20日、米 Turbolinux からターボリナックスジャパンを 買収、 また、PostgreSQL リカバリキットで日本 HP やコンパックとも 提携するなど、 Linux 分野での活躍が目立つ。 |