LinuxToday2003年1月22日 00:00
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次世代 PC OS となるか、SSS-PC

この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtoday/20030122/5.html
著者:山形直子
国内internet.com発の記事
2003年1月20日、文部科学省国立情報学研究所の研究グループから、 PC で動作する次世代 OS、「SSS-PC Ver.1.0」が発表された。

SSS-PC の研究開発プロジェクトは、 情報処理振興事業協会(IPA) の情報処理技術開発支援事業の一環として、 2001年度から3年間の予定で開始した。

安価でかつ信頼性の高いコンピュータシステムを構築するには、 PC やワークステーションのクラスタでの運用が考えられるが、 既存の OS では満足できるクラスタシステムが構築できない。 そこで、新たな OS として SSS-PC が開発された。 SSS-PC では高いシステム性能と高信頼性、システムの高可用性の実現を目指し、 単体マシンから10万台規模のPC やサーバーによるPCクラスタを統合して運用できるようにする。

SSS-PC は、 BTRON 以来の純国産汎用 OS である SSS-CORE の成果を基に開発された。 SSS-CORE は、 従来の OS にない、 LAN で結合された複数のワークステーションを高性能な並列計算機として使用できるという特徴がある。

SSS-PC にはメモリ保護やマルチタスクなどの基本的な OS 機能に加え、 メモリベース通信(MBCF)や情報開示機構(IDM)などの機能があり、 次世代の汎用 OS として位置付けられている。 また、 タスクマイグレーション機能と自由市場原理に基づくスケジューリング方式も備えており、 システムやアプリケーションを停止しなくても、 ノードの一部のメンテナンスやシステム能力の増強ができる。 既存アプリケーションなどのソフトウェア資産を活用できるよう、 互換C言語ライブラリを開発、 ソースコードレベルでUNIX系OSとの互換性を維持している。

ユーザーの評価用として、 2003年内にはアルファ版のリリースを目指す。


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