日本 SCO 株式会社によると、
2003年6月16日、
The SCO Group(SCO)は UNIX System V ソースコードの改造、
またはそれをベースにした全ソフトウェア製品の使用または配布に関する IBM の権利を終了させた、と発表した。
SCO では、
この権利の終了は1985年 IBM と AT&T との間で契約された、
UNIX ソフトウェアとサブライセンシング契約書で認められている終了の権利を行使したものとしている。
SCO によると、
ソフトウェア契約書(覚書で修正有り)で規定された100日間以内に IBM が契約書に違反している行為を是正しない場合は、
契約書を終了する旨を2003年3月6日に IBM に通告しており、
2003年6月13日深夜12時の期限までに IBM が SCO の要求に応じなかったため、
契約は終了したということである。
SCO はまた同日、IBM に対する訴訟に、
IBM が AIX のすべての使用と配布の停止をし、
UNIX System V ソースコードのすべてのコピーを破棄するか返却するかを命令する、
永久的な差し止めのための修正を提訴した。
修正された訴訟では、
6月13日深夜より始まる IBM の数十億ドル規模の AIX 関連ビジネスがもたらす追加の損害が提訴されているという。
修正訴訟は現在 IBM との訴訟法廷が保留されている米国ユタ州にある連邦地方裁判所に提訴された。
一方 IBM は2003年6月16日、
同社に対する SCO の訴訟に関し、
以下のようにコメントしている。
SCO Group は、
IBM に対する訴訟や、
訴訟以降の IBM の UNIX ライセンスおよび Linux についての公式声明、
告発を行うことで、
IBM の顧客やオープンソースコミュニティに、不安や恐怖、
疑惑をもたらそうとしている。
IBM が所有する UNIX ライセンスは取消不能、恒久的なもので、
ライセンス料も全額支払いずみである。
IBM の UNIX ライセンスが終了させられることはありえない。