株式会社トランスウエアは2003年9月26日、
創業10周年を記念して、
同社が国内販売代理店を務める「Opera」の開発元、
Opera Software CEO、Jon S. Tetzchner 氏を招いてプレスカンファレンスを開催した。
カンファレンス終了後行ったインタビューの中で、
Tetzchner 氏は以下のように語った。
「以前のプレスリリースで Opera ユーザーはヨーロッパと米国、
日本に集中していると言ったが、
最新の情報では、ヨーロッパに次いで大きいのが日本市場だ。
ヨーロッパでも、
IE がメインのブラウザとして使われている事実は日本と同じだが、
一口にヨーロッパといっても国によって事情は異なるようだ。
ドイツやロシアでは Opera ユーザーが圧倒的に多いと聞いている。
大きな問題は、IE は Windows にバンドルされており、
事実上コンピュータに付いてくるブラウザは IE だということだ。
これは Opera にとっては乗り越えなければならない大きな壁だ。
デスクトップ用ブラウザとしての Opera と 組込み用ブラウザとしての Opera を考えると、
売上ベースでは全体の3分の1がデスクトップで、
残りの3分の2が組み込み用だ。
さらに今後、組み込みからの売上が増えてくるのは間違いない。
Nokia やエリクソンの携帯電話に組み込まれるものが今年の冬ころから出てくるからだ。
ただしデスクトップ版の Opera は非常に重要な存在だ。
というのも、
世界中に何百万人といる Opera ユーザーからのフィードバックは非常に貴重で、
今後もデスクトップ版の開発に手を緩めるつもりはない。
それに、
組込み用の Opera もデスクトップ用の Opera も中身は基本的には同じで、
UI 部分やプラットフォームによって UI が違うだけだ。
デスクトップ版のユーザーから得たフィードバックを、
組込み用にもどんどんフィードバックしていく」