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2009年7月4日
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LinuxToday2005年3月4日 00:00

Unisys が Linux で前進

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LinuxPlanet が入手した情報によれば、 当初 LinuxWorld で行われる予定だった Unisys と SAP による Linux 関連の提携発表が延期されたという。

その一方で、Unisys は予定変更も意に介すことなく、 エンタープライズ Linux にますます力を入れている。 同社は、主要 Linux イベントの東海岸版である今回の LinuxWorld で、 Red Hat との提携や、 オープンソースコードの開発を競う「Tux Invitational」に関する発表を行っている。

Unisys は当初、 SAP との提携に関するプレスリリースを2月16日に発表する予定だった。 しかし、Unisys の広報担当が17日に語ったところによれば、 この予定も来週(編集部注:記事の日付は2月18日)行われる SAP との共同発表まで「延期」されることになったという。

先の広報担当によると、両社の提携により、 顧客企業は SAP のインプリメンテーションを各種 UNIX プラットフォームから Linux に移行する手段を得ることになるという。

とりわけ、同ショウ開催に先立って行われた事前説明会では、 Unisys で Linux エンタープライズシステムのシニアマーケティングマネジャーを務める Derek Rodners 氏が、 Unisys と SAP が Itanium-2 ベースの SAP インプリメンテーションを共同開発する計画であることを LinuxPlanet に伝えている。

「力を合わせて ES7000に SAP を載せる」(Rodner)

Unisys が Linux 戦略の大規模な変更に着手したのは昨年のことだ。 それは、 Itanium 2 ベースの ES7000 サーバーを Red Hat と SuSE Linux Enterprise Server (SLES)の両方に対応させるという LinuxWorld San Francisco での発表から始まった。

そのときまで、 Unisys が自社の PC サーバーで直接サポートしていたのは Microsoft Windows だけで、Unisys サーバーでの SLES および SCO Linux のインプリメンテーションは、 Unisys のパートナー各社に紹介する形で間接的に提供されていた。

Unisys は2004年11月、 サンフランシスコで行った発表をフォローする形で、 Windows および Linux に対応するハイブリッド 32/64bit プラットフォームを追加してきた。

Unisys はさらに、 最大32プロセッサを搭載する 32/64bit の両システムで、 初めて Red Hat Linux Enterprise (RHEL)4認定を受ける企業の1社になったことを LinuxWorld Boston で発表した。 RHEL 4 自体も先週発表が行われた。 やはりUnisys がサポートする SLES 9 プラットフォーム同様、 RHEL 4 も Linux 2.6 カーネルを採用している。

Unisys は先週のショウで、 もうひとつ「Tux Invitational」に関する発表も行った。 「オープンソースプログラミングのオリンピック」と Unisys が謳うこのコンテストは、学生と大学の両方が商品獲得を目指し、 Open Source Development Labs (OSDL)の Data Center Linux(DCL)Technical Capabilities を使ったソフトウェアプロジェクトの開発を競う場になる。

Unisys によるこれら3つの発表はどのように関連しているのだろうか?  Rodner 氏は Linux Planet に対し、 「ハードウェア、ミドルウェア、アプリケーション開発という、 エンタープライズ Linux を取り巻く環境すべてに重点を置くことが目的だ」と語っている。

同氏によると、Unisys は「Tux Invitational」により、 ソフトウェア業界の「将来のリーダー」に対し、 Linux のオープンソースコードを使ったアプリケーションの書き方を学習するよう呼びかけていくつもりだという。

「しかも、かなり楽しいはずだ」(Rodner)

同コンテストには、ミシガン大学、ニュージャージー大学、 カリフォルニア大学アービン校、 ペンシルバニア州のドレクセル大学、 ニューヨーク州のクラークソン大学をはじめとする各校が参加予定で、 優勝校には、Itanium 2プロセッサで SLES 9 が動く8ウェイ ES7000が授与される。 そして、優勝した学生たちには PC、PSP、Apple iPod が贈られる。

順位は、OSDL の CTO (最高技術責任者)である Tim Witham や、Unisys で CTO を務める David Houseman を含む6人の審判が、論文とコードの「創造性、完全性、およびユーザビリティ」によって決める。Unisys は、今年後半に開催される LinuxWorld San Francisco で優勝者を発表するつもりだ。

Unisys は、OSDL のデータセンター Linux サブグループに属している。同サブグループは、2.6カーネルのダイナミックパーティション機能をサポートするコードの開発を行っている。

何人かの業界アナリストは、Unisys が Linux のハイエンド分野で前進するためには、オープンソース活動と他社との提携の両方を推進する必要がある、と主張してきた。

Garner Group のアナリスト、Carl Claunch は先ごろ発表したレポートに、「Linux サーバ市場は、小型の1〜4ウェイシステムが独占している。Unisys はパートナー網を整備し、新分野開拓のために8ウェイ以上への拡張を喚起する必要がある」と記している。

「Unisys のライバル各社は、必要な提携の確立に関して大きくリードしている。Unisys が Linux 構想を成功させるべく克服しなくてはならない最大の課題がここだ」(Claunch)
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