![]() ![]() ![]() ![]() Novell が「Linux 認知度向上」プログラムを来年開始この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtoday/20051209/5.html
著者:Jacqueline Emigh
海外internet.com発の記事
Novell は2006年、NetWare や Microsoft Windows から Linux への、
顧客、販売代理店、
開発パートナーの移行を促進する「Linux 認知度向上」プログラムを開始する。
これは、Novell の Linux/オープンソースソリューション国際マーケティング担当 VP、 Ed Anderson 氏が明らかにした。 同氏は LinuxPlanet とのインタビューのなかで、 Novell が現在、 多くの競合各社とは異なり、 独自のものと Linux の両方のソフトウェアを販売していることに言及した。 「さまざまなビジネスモデルが存在している」(Anderson 氏) Anderson 氏の説明によると、 Novell には、 Windows や古くからの NetWare プラットフォームのサポートを中止する計画は、 現時点では全くないという。 しかし、来年始まるバラエティに富んだプログラムにより、 Novell は Linux を「かなり積極的」に販売していくはずだ。 Anderson 氏によると、 新しいプログラムは一言で言うと「顧客にさらなる選択肢を提供する」ものだが、 「独自の OS 以外の選択肢の存在を知らせることが中心になる」という。 「Linux の採用を加速させる。Linux が主流になるところを見たい」(Anderson 氏) Novell の Linux 認知度向上プログラムは、 「企業メッセージング」を全社規模で変えることになる。 その内容は、顧客向けの新しい宣伝キャンペーンから、 販売代理店や開発者向けの新しいプログラムまで多岐にわたる。 顧客は、データセンターにある UNIX サーバーの Linux への切替えや、 クラスタ化した Linux サーバーによるコスト削減などを促されることになる。 「ネットワークの末端や、Web サーバー、 そして DB サーバーでの Linux の利用も増やしたい」(Anderson 氏) Novell はさらに、 Linux オープンソース関連で最大のライバルである Red Hat に対しても、 一気に攻勢に出る。 Anderson 氏によると、実際のところ、 Novell と Red Hat の関係にはさまざまな側面があるという。 「ある意味、代替案として Linux を売り込む部分では利害が一致しているため、 Red Hat とはオープンソースの多くの分野で密接に協力している」(Anderson 氏) Anderson 氏は、 「しかし、Red Hat とは競合もしており、その点ではもっと積極的になっていく。 われわれには最大の(Linux)サーバーがあり、 顧客リレーションやコンタクトも勝っている」と強調した。 実際、Novell は既に、 Red Hat のリファレンスカスタマーだった GHY International など、 数社の Linux ユーザーを Red Hat から奪っている。 基本的に、GHY が Red Hat から Novell へ乗り換えたのは、 Linux ソフトウェアと IBM の iSeries ミッドレンジプラットフォームを揃えておく必要があったためだった。 GHY の IT 担当 VP、Nigel Fortlage 氏は、 「Red Hat はディストリビューションが準備できないと言い訳するが、 Novell は全般的に最初から準備を整えている」と語っている。 なぜ、Novell はマーケティング資源を Linux に注ぎ込む時期を2006年に絞り込んだのだろうか? 理由の一つには、 Novell が NetWare ソフトウェアの大半を既に Linux に移植済みであるなど、 おおむねタイミングがよい点があげられる。 しかし、Anderson 氏はビジネス面のメリットも認めている。 Novell は、ソフトウェアよりもサービスの収益が多い。 一方で、市場は Linux やオープンソースの方向へと向かいつつある。 「Linux 環境に関してはかなり多くの動きが出始めている」(Anderson 氏) やはり来年公開される VAR 向けの新しいプログラムは、 ミッドレンジ市場の Linux に重点が置かれることになる。 Linux は社員数約500〜3,000人程度の顧客より大企業の方に浸透した、 というのが Anderson 氏の考えだ。 Novell は、今後もエンタープライズ市場に直接販売していく。 しかし同社は、 Linux をミッドレンジにもっと売り込むため、 見込み客獲得や共同マーケティングのための資金提供などのメリットがある、 新しい販売代理店プログラムを投入する。 「(VAR による)需要喚起を支援する」(Anderson 氏) VAR 用の新プログラムでは、地域に重点を置く活動も行う。 Anderson 氏によると、 Novell はアジア太平洋地域における販売代理店獲得に特に力を入れるという。 しかし、 Red Hat が歴史的に Linux 市場をリードする地域であることを特に考慮した場合は、 北米も重要になってくるという。 GHY の Fortlage 氏も、 顧客への対応で Novell に進展が見られる理由をいくつか指摘した。 「SuSE Linux および Ximian の戦略的買収と、 NetWare から Linux への転換により、 Novell は豊富なリソースがあることを証明した」(Fortlage 氏) Fortlage 氏は、「会社が完全に生まれ変わることができた」と認めている。 さらに Fortlage 氏は、 Linux/オープンソース市場は Novell の GroupWise のようなグループウェアプログラムを強く求めている、とも見ている。 Fortlage 氏は LinuxPlanet に対し、 「Linux 版 Lotus Notes クライアントの不在を考えれば、 なおさらそう断言できる」と語った。
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