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Windows 2003 をサーバーにした Linux シンクライアント

山形直子
Linux OS 開発・販売会社のBerry OS Japan(BJ)は2006年3月8日、 「Berry OS Enterprise 2.0R」(BOE-R)の販売開始を発表した。 これに関連して同社は、 名古屋の個人情報保護関連コンサル会社のインプルーブと「Berry OS Enterprise 2.0R」(BOE-R)の販売に関するパートナー契約を年3月2日に締結致しており、 BOE-R の販売はインプルーブが行う。

BOE-R はコンパクトフラッシュメモリや USB メモリにインストールされたシンクライアント OS で、 HDD レスのクライアント PC を実現するもの。 Windows 2003 サーバーのクライアントとして、 通常の Windows PC と同様の操作ができる。

ネットワーク経由で Windows 2003 サーバーのターミナルサービスを利用して、 BOE-R クライアントから Windows 2003 のユーザーとしてログインできる。 これにより、 デスクトップ環境が Windows 2003 より提供されるので、 サーバー上にインストールされた Windows アプリケーションを実行できるようになる。

フルスクリーンのほかウィンドウ画面でも接続でき、 また、同時に複数のサーバーにログインできる。

クライアント側にアプリケーションやデータの保存領域を持たないため、 盗難、紛失、ウイルスなどによる情報漏えいの恐れはない。 通信経路にインターネットを利用する場合は、 VPN を実現する PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)を使用して情報を暗号化できる。

Berry OS Enterprise はシンクライアント専用 OS で、 2005年9月に発表された。 また同10月には、 サーバー側に Windows、Linux を問わず使用できる「Berry OS Enterprise 2.0W」を発表している。

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