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PostgreSQL 8.1 のスケーラビリティをテスト〜GREE 勉強会GREE Labs と国際大学グローコムは、第4回「オープンソーステクノロジー勉強会」を開催した。
第4回となる今回のゲスト講師は、ミラクル・リナックス CTO の吉岡弘隆氏。RDBMS のスケーラビリティについて、プロファイリングとボトルネックの発見、ベンチマーク結果などの側面から説明が行われた。 CPU の速度向上は、かつてはクロックに依存していたが、電力消費量などの問題から、現在ではマルチコア化で実現されている。このような状況にあって、CPU を増やすことで性能が向上するかという、スケーラビリティが重要視されているという。 吉岡氏がベンチマークを行ったマシンは、CPU を16個搭載した Unisys の ES7000/540。OS には MIRACLE LINUX 4.0 を使用。吉岡氏らは、この環境で代表的なオープンソース RDBMS である PostgreSQL のスケーラビリティを評価した。 なお、PostgreSQL のバージョンは8.1.2。ベンチマークツールには「DBT-1」が使用された。 この評価で、PostgreSQL 8.1 は 8CPU までスケールアップし、それ以上は CPU を増やしても性能は向上しなかったという。さらに 12CPU や 16CPU といった条件では、スループットが低下するという結果であった。 ハイエンドサーバーでは、マルチプロセッサの効果があるが、ボトルネックも内在するという結果だ。 さらに吉岡氏はプロファイリングツール「oprofile」を使用して、ボトルネック解析を行い、バッファプールのメモリ管理に問題があることを発見したという。吉岡氏は、PostgreSQL 8.2 では、「この問題はかなり解決されていると思う」としている。 この調査結果は、オープンソース情報データベース「OSS iPedia」にて公開されている。 ちなみに、同じく著名なオープンソース RDBMS の MySQL の場合は、3〜4CPU で性能向上がとまったという。 また、Linux のスケーラビリティに関しては、バージョン 2.4 では 4CPU ぐらいで性能向上がとまっていたが、 2.6 で解消していると、吉岡氏は述べた。 次いで吉岡氏は、20年にわたる国内外でのソフトウェア開発の経験から、エンジニアのキャリアについても講義を行った。 吉岡氏は、プログラマにとっては基礎体力が大事であるとし、Intel のマニュアルと John L. Hennessy と David A. Patterson による著書を、基礎体力を養うためには必読の1次情報としてあげた。 この勉強会では、あわせてグリー株式会社から、GREE で活用されているウェブデザインパターンの実例について紹介が行われた。
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