|
仮想化でまだまだ現役、IBM UNIX OS、AIX 生誕20周年記念イベント日本 IBM は2006年11月29日、
東京都内のホテルで「AIX 20th Anniversary」と題したイベントを催した。
このイベントはほかに大阪でも開催される。 AIX は IBM の UNIX サーバー OS だ。 最近 Linux サーバーの急速な浸透で影の薄くなった UNIX サーバーだが、 今回のイベントは正真正銘の UNIX である AIX の生誕20周年を祝うものだった。 また、 同席上で米国 IBM System p 市場開発部門ディレクタの Inna Kuznetsova 氏は、 DARPA(米国の国防高等研究計画庁)が IBM System p を、 米国の国力を維持するためのスーパーコンピュータに選択した、 という発表を行っている。 これにより、4年間2億4,400万ドルの予算を獲得、ペタスケールのコンピューティングの開発を行う。 IDC Japan の調査によると、 2005年7月から2006年6月の日本の RISC(Reduced Instruction Set Computer)サーバー市場は1,364億円規模、 その中の25%を IBM System p が占めてナンバーワンだ。 続く富士通と HP がそれぞれ22%、僅差で Sun が21%。 日本 IBM 社長 大歳卓麻氏、 システム p 事業部長の武藤和博氏、 米国 IBM System p 担当ディレクタの Jay Kruemcke 氏らによると、 AIX 搭載 POWER アーキテクチャ採用の System p には、 メインフレームで培った大型システム技術や仮想化技術が搭載されており、 2007年発表予定の POWER6/6+ではさらに仮想化技術を進化、 「Live Application Mobility」や「LPAR Enhancement」などを実装予定である。 仮想化技術とは、ひとつの物理マシン上に複数の仮想 OS 環境を構築するもので、 従来 x86 マシンではマシンの性能が低すぎて使用できなかったが、 Xen など昨年末から今年にかけて注目を浴びている技術だ。 しかし、 x86 マシンよりずっと高性能な System p では現状でも、 AIX、Linux、i5/OS 仮想環境を1台の物理マシン上に構築できるのだ。 仮想化技術はもともとメインフレームで実装されていたものであり、 ハードウェアの進化によって、 AIX UNIX でその性能をフルに発揮する、ということだろうか。 20歳というと、人間ではまだ人生始まったばかりだが、 変化速度の速い ソフトウェア 業界では十分に成熟した大人かもしれない。 関連記事 最新トップニュース
|
|