LPI がトロントからサクラメントへ、IT 認定資格の世界標準を目指してLinux 技術者認定機関である NPO のエルピーアイジャパン(LPI-Japan)は2008年2月6日、
都内で「Linux/OSS Business Summit 2008」を開催した。
基調講演は日本オラクル代表取締役社長の新宅正明氏で、 LPI 本部 CEO 兼プレジデントの Jim Lacey 氏、 LPI-Japan 理事長の成井弦氏などが講演を行った。 また、 Jim Lacey 氏は報道機関向けに別途記者会見を行った。 Lacey 氏の説明によると、 LPI は2007年において Linux オープンソース認定試験の世界標準を目指し、 安定性、革新、成長にフォーカス、 他の認定試験のベースラインとしての採用を目指す戦略をとった。 その活動の成果が上がり、 米国 HP が同社 BladeSystem や Proliant サーバーのエンジニア認定プログラム「Accredited System Engineer」(ASE)において、 その受験資格のひとつに採用した。 米国 Oracle にも、 LPIC Level1 取得を同社資格取得の前提条件にする動きがあるそうだ。 ちなみに、 NEC、富士通、日立などでは、 社内技術者が取得すべき認定資格、 あるいは推奨資格として認知されているそうだ。 また、 1月には AT Computing がオランダでの最初の LPI Approved Partner(LPI-ATP)となったほか、 LPI-Japan は LPIC Level3 認定プログラムを開始、 6月には、 アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカで新しい LPI-ATP(LPI Approved Training Partners)を獲得、 さらに11月には、 IT 企業や関連団体、教育トレーニング機関と共同で、 ITCC(Information Technology Certification Council)を結成するなど、 精力的な活動を展開している。 さらに、 2月にエジプトやアラブ首長国連邦、パキスタンに、 10月にウガンダ、ケニヤ、タンザニアなどをカバーする東アフリカにアフィリエイトを創設、 また11月には中欧をカバーする地域アフィリエイト LPI-Central Europe を開始しており、現在、 LPI のアフィリエイト網は、 ヨーロッパや南北アメリカ大陸はもちろん、 アジアやアフリカ大陸までくまなくカバーしている。 数字で LPI の活動を見ると、 LPI の認定試験である LPIC は現在150か国以上で実施されており、 受験者総数は2008年1月現在で17万人となった。 ちなみに、 日本における受験者総数は8万9,000人(1月現在)、 資格認定者は2万8,000人(2007年12月)だ。 つい最近 LPI は本拠地をカナダのトロントから、 米国サクラメントに移した。 LPI 協力企業も多数あるシリコンバレーに近く、 また、テスト開発に携わる技術者も採用しやすいからだ、 と、Lacey 氏は語る。
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