基本的なコンソール ツール―1
コマンドラインからワーキングディレクトリへ 誤解しないでほしいのだけれど、 私だって X ウィンドウシステムは偉大だと思っている。 もしウィンドウマネージャがなかったら、 そしてウィンドウマネージャが動くデスクトップがなかったら、 Linux ユーザー層は今より少なかっただろうし、 Linuxが幅広いユーザー層に支持されるデスクトップ OS になると言われることもなかっただろう。 しかし、XはLinux ではない。 ユーザーに微笑みかける快適なグラフィカルスクリーンを信頼しすぎると、 いつか後悔することになる。 . たとえば、数週間まえ、 ビデオカードが使えるXサーバーをダウンロードし、 インストールして置き換えたのだが、 するとアプリケーションが全部停止してしまったのだ。 そうか、 いずれにしろ XFree86-4.0をインストールしてもいい時期だったんだ、 と自分に言い聞かせた。 定期的にコンパイルしなければならないことは山ほどあるし、 そのうちのいくつかは複雑でむずかしい。 カーネルを再構築する? 簡単なことだ。 だがこれまで Xfree をコンパイルしたことがないので、 うまくいくかどうか分からない。 それに、その日は簡単に思えることも全然うまくいかなかったのだ。 そこで、そこいらをあさってXFree86-4.0 RPMを見つけた。 それをグラブし(これまで4、5回やったが何も問題はなかった)、 全部ローカルドライブに乗せ、3.3.5の残りをダンブアウトし、 コンソール画面から新しい、改良されたXfreeをインストールしようとした。 ところが悔しいことに、 3番目のパッケージの半ばで、 パッケージのどれかに問題があるのでインストールされないというメッセージを、RPMプログラムがを出したのだ。 次の2、3時間は、話す気にもなれないほどやっかいだった。 ある時点ではXFree86の3つのバージョンがインストールされていたと言えば十分分かるだろう。 XF86Setupはとてもうまくいったが、 その結果起動しなかったとしても驚きではない。 さらに、以前にやったときは何の問題もなかったという自信から、 もちろん、いくぶん動いていた自分のバージョンのバックアップは取っていなかった。 その結果、 すてきなグラフィカルデスクトップからオンラインに戻ることもできず、 したがって無傷のRPMを探すこともできなくなってしまったのだ。 そうだ、コマンドプロンプトがあった。 コマンドプロンプトをうまく使えばこの苦境から脱出できるだろう。 はたしてコマンドプロンプトを使いこなす知識が自分にあるだろうか。 以上は、# へ su できる $ プロンプトだけしか頼れるものがいない、 数多くある例のうちのひとつに過ぎない。 遅かれ早かれ、こういう場面に出くわすので、今からその準備をしておこう。 システムが壊れてしまっては、新しいアプリケーションがあってもうれしくも何ともない。 それに、すごく遠い昔、 Windows 3.0がりリースされて ユーザーがUAEの周りを爪先立ちすることを覚えてしまったので、 DOSスキルは消えてしまった。 Linux用にも凝った新しいグラフィカルデスクトップが増えたので、 基本的なLinuxスキルは自己満足的だと見なされた。 Linuxではほとんどのことが、 単純なコマンドプロンプトからできる。 正しいコマンドを知っていれば、だ。 私はその全部を知っているわけではない。 -R オプションを付けるとchmod コマンドはディレクトリを繰り返すが、 ほかのコマンドでは同様のことを -r オプションでできるのを知っているだろうか。 また、知っているなら、 これらのコマンドを頻繁に使っているだろうか。 そして、ピンチに陥ったときに思い出せるだろうか。 私は思い出せそうにない。 Manページは普段は役に立つことが多いが、書き方があいまいなところが少しあるので、 パニックの頂点でそれを読んで理解するのは大変だ。 ありがたいことに便利なアプリケーションがある。 それを使ったことがないかもしれないけれど、 多分みんなのマシン上にもうそれがあるはずだ。 次は コンソール ツールキット >>
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