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2003年2月4日 00:00

新しい時代には新しい資格

Red Hat 検定への新たなアプローチ

Unix やLinux について知識はあっても、 RHCE(Red Hat Certified Engineer)や LPIC ( Linux Professional Institute Certification)レベル2を取得するのは大変だ。 そういう人のために、 Red Hat は新たに、 Red Hat Certified Technician という検定資格を設けた。

Red Hat によると、これは中級程度の資格で、 「他の UNIX 系 OS から Linux に移行する人、 または RHCE までの能力はないがその半ばであることを証明したい人」向けである。

この資格を取得するには具体的には、 合否判定評価方式の実践型試験に合格しなければならない。 3時間の RHCT 実技検定では2つの課題が与えられる。 1つ目の課題は、1時間で Red Hat 8.0 システムを診断し、 トラブル解決をすることだ。 2つ目は、2時間で Red Hat をインストールし、 DNS、DHCP、NFS などでネットワークに接続しなければならない。

要求されるスキルは、Linux ファイルシステムの作成およびメンテナンス、 新規ソフトウェア用 RPM を使ったユーザー管理およびグループ管理、 そしてカーネルの更新と X Window システムと GNOME の設定である。 細かい点はいろいろあるが、 要するに、 合格するには普通のネットワーク環境で Red Hat システムをインストールでき、 Red Hat OS によくありがちな問題を発見・修正できる能力が必要なのだ。

Red Hat の Global Learning Services VP、 Peter Childers 氏によると、 RHCT の全体的な目標は、 認定 Linux 専門家の新しい組織作りだ。 彼らは中堅クラスのシステム管理者で、 生産ネットワーク全体で Linux システムの設定とサポートを行う、 すでに RHCT を取得しているか、 RHCE への途上にある技術者たちだ。

最後のコメントが多くを物語っている。 RHCT は、新しい資格であり、新しい試験であるが、 RHCE の1部とも考えられる。 RHCT 検定の主な受験資格は、 Red Hat Linux シスアドクラス RH133 である。 RHCE の合格までの道のりを知っている人なら、 それが Red Hat Linux シスアドクラス中級 RH131 と同様のコースであることに気づくだろう。

つまり、RHCT を目指すなら、 RHCT 参考書の RH131 セクションまでを使って勉強すればいい。 すでに RHCT 検定レベルに到達しているなら、 RH202 RHCT 試験を受験すればいい。 検定料は349ドルだ。

Red Hat の代表によると、 RHCE 検定で一部のセクションのみ合格した人は、 合格したセクションは RHCT の資格としても認定されることになるという。 つまり、RHCE に不合格だとしても RHCT に合格する人が出てくることになる。

この検定は、その他の Linux 検定同様、 仕事を探す際、役に立つかもしれない。 新しい資格なので、雇用者がそれを理解し、 信用するようになるまでしばらく時間がかかるだろうが。 HotLinuxJobs の社長 Rob Jones 氏は、 「クライアントからはまだ RHCT についての特別なコメントはもらっていない。 ほとんどは、RHCE を勉強している」と語っている。

しかし、Jones 氏は、 「RHCT は RHCE 同様、実践型検定なので、 企業が採用基準に使うには手ごろなものだ。 ネットワーク環境における Linux の基礎知識がどれほどあるかがわかる。 企業にとっては、応募者が単にマルチプルチョイス形式の試験に合格しているより、 製品の実地経験のあることのほうがはるかに大事だ」と考えている。 これから、RHCT 資格者が多く出てくることになるだろう。

あなたもその1人かもしれない。 2002年11月の発表によれば、 第1回 RHCT 検定は2003年1月13日、 Red Hat 認定トレーニングパートナー企業で開催される。 カナダおよび米国の検定会場は、 Red Hat's Course Location guide を参照。 それ以外の地域の住人は、 Worldwide Training Contacts を参照。

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