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Linux 用 Coda 分散ファイルシステムCoda の紹介
この記事では、InterMezzo にとって十分刺激的で、 また Linux で使える Coda 分散ファイルシステムを見ていく。 Coda は、カーネギーメロン大学で開発された。 現在もそこで活発に利用され、 研究が続けられている、大変よくできた分散ファイルシステムだ。 Coda は、もともと AFS 分散ファイルシステム(バージョン2)の変形として誕生したが、以来完全に独自路線で開発が進められている。 M. Satyanarayanan 氏をチームリーダーとする Coda 分散ファイルシステムプロジェクトは、 切断時動作のサポートなどモバイルコンピューティングに要求される特定の分散ファイルシステムの機能に焦点を当てている。 「切断時動作」とは、 通常ネットワーク型分散ファイルシステムの一部であるシステムがネットワークから切断された状態で使用される状況を表わす用語だ。 誕生の背景から、Coda の基本的な用語および特性は AFS と共通している。 Coda には、よくできた、高性能の分散ファイルシステムとなる数々の機能がある。 モバイルと切断時動作以外にも、キャッシュの拡張利用ができるのは大変重要な機能だ。 キャッシュとは、 Coda サーバーから取ってきたファイルやファイルの一部のコピーが、 Coda サーバーに格納されたマスターデータと一致する限り、 Coda クライアントに保存される、ということを意味する。 それで、これは「クライアント側キャッシュ」として知られている。 クライアント側キャッシュで、 Coda クライアントが再起動後にネットワークから転送しなければならないデータ量を最小にし、 Coda クライアントを再起動する時間を短縮できる。 実際、コンピュータを使った環境では、 同じディレクトリの同じファイルで作業することが多い。 もちろんそれは時間の経過によって変わるが、 今日作業しているファイルはおそらく、 昨日作業していたファイルと多かれ少なかれ同じものだろう。 クライアント側キャッシュはネットワーク通信を減らし、 クライアントの再起動時間を最小にするが、 作業するファイルが必ずしもクライアント側にあるとは限らない。 これは、ネットワーク型の環境では問題にならない。 というのは、クライアントシステムは、 必要なファイルをそれがあるファイルサーバーから簡単に抜き出すことができるからだ。Coda の切断時動作機能により、 ユーザーはコマンドラインのコマンドで、 ファイルとディレクトリが必ずクライアント側のキャッシュに存在するように、 キャッシュの内容を操作できる。 したがって、Coda の「hoard」コマンドでネットワークからの切断に先手を打ち、 特定のファイルとディレクトリのコピーをキャッシュして、 システムをプリロードできる。 この機能は、 通常ラップトップをネットワークから切断して未接続状態にする前によく使用され、 一定時間切断された状態でも作業できるようにする。 hoard コマンドの使用例は、この記事の後半で紹介する。 次回は 名前の役割 »
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