Xandros Desktop OS 3.0:Windows Desktop に替わるソリッドな最新技術――6Xandros Networks によるシステムのアップデート
前述のように、Xandros は2枚の CD で提供される。 インストール CD には、 大半のユーザーが仕事で使うのに十分な数のアプリケーションがデフォルトで付属するが、 より高度な Linux アプリケーションの多く(GIMP などのイメージ作成/操作ツール)は、 Xandros Applications CD か、 あるいはネットワーク化された Xandros ディストリビューションサイトから直接ダウンロードし、インストールする。 Applications CD あるいは Xandros ディストリビューションサイト上のソフトは、 Xandros のカスタムアップデートツールである Xandros Networks を使ってインストールする。 Xandros Networks アプリケーションのアイコンは、 Xandros システムのデスクトップ上にデフォルトでインストールされる。 余談になるが、 複数の Xandros システムをインストールしている場合、 各項目が Installation と Applications の CD に別れている点はやや面倒で、 時間もかかる。 各システムごとに、 アプリケーションを手作業で CD からインストールしたり、 ネットワーク経由でアップデートすることになる。 (LinuxPlanet で以前レビューしている) Xandros の xDMS (Xandros Desktop Management Server)といったエンタープライズシステム管理ソフトが大規模な Linux で有用な必須条件としての地位を確立しつつあるのは、 Linux デスクトップの大規模導入で管理者を泣かせるこのプロセスこそが原因だ。 初めて Xandros Networks を起動すると、 Crossover Office や Star Office (後者は Open Office のサポート付きバージョン)といった、 Xandros Linux に同梱あるいは推奨される商用ソフトウェアのアップデートへのリンクが表示される。 同機能は、 現在選択されているソフトウェアの入手元にある利用可能なソフトウェア DB をローカルに作成する。 デフォルトの入手元は、 ネットワーク化された Xandros インストレーションサイトになっているが、 図7のように「Edit」メニューから「Set Application Sources」メニューを選択すれば、これを Applications CD などの別の場所にリダイレクトすることもできる。 Applications CD からアプリケーションをインストールする作業はもどかしい。 すべてをインストールするオプションもないので、 「New Applications」メニューを辿ってすべてをひとつずつ選択しなくてはならない(「File」メニューには「Install all Latest Xandros Updates」というオプションがあるものの、 これがすでにインストールされたソフトウェアのアップデートだけなのか、 新パッケージなのか明確には分からない)。 しかし、CD からすべてのパッケージを手作業で選択すると、 最初の Education and Games カテゴリーで選択されたパッケージの多くが見つからない、 と Xandros Networks が表示してきた。 インストール可能なオプションの一覧を作成する前に、 利用可能なパッケージの一覧を CD から読み込んでいるはずなので、 これはちょっとおかしい。 マニュアルには、 CD 上にある多くの項目が、 実際にはインターネット上からネットアップデートとしてインストールするようになっている、とあるので、 筆者もそうすることにした。 Xandros Networks が利用可能なアップデートの一覧を作り直し、 筆者はもう一度すべてを選択した。 今回は、すべてが見つかり、 大規模なシステムアップデート(779MB)が始まった。 ネットワーク経由でのアップデートのインストールは、 そのすべてが予想通り快適かつ便利で、問題なく完了した。 図8に進行中のネットワークアップデートを示す。 Xandros Networks を使ってアップデート、新アプリケーション、 あるいはアプリケーションのアップデートをインストールしていくと、 対話形式でコンフィギュレーションが必要なパッケージはアップデートウインドウにメッセージを表示し、 ウインドウの下部にテキストエリアを用意するので、そこに選択肢を入力する。 筆者はまた、TvTime(Linux システム上で TV チューナーカードを使ってテレビを視聴するための優れたパッケージ)をインストールしたときの基本ビデオフォーマットの楽しい情報が気に入った。 ビデオフォーマットを選択するときの参考メッセージに、 「世界の大半では PAL が使われていますが、 北米のユーザーは NTSC を選択する必要があります」とある。 自国の伝統的な文化的優越主義にうんざりしている米国人の1人としては、 この文章を面白いが、巧妙な言い回しだと感じた。 まあ、筆者だけなのかもしれないが。 Xandros Networks でのアップデートが完了すると、 Xandros Networks には図9のようにインストールもしくはアップデートされていないパッケージだけが表示される。 これは、システムに適用されていないアップデートを知るのに便利だ。 次へ まとめ » ![]() 図7:インストール元の指定 ![]() 図8: 進行中のネットワークアップデート ![]() 図9:利用可能な未選択アップデート
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