同作業グループは結成以来、
これらの必要な機能を定義する3つのバージョンの仕様を生み出した。
Linux ディストリビューションのサプライヤ各社はこれに応え、
Carrier Grade Linux Requirements Definition で定義された要件に対する、
自社の Linux ベースのソフトウェアプラットフォーム製品の取り組み内容を登録する(公に明らかにする)ことで、
明らかになりつつある通信関連のニーズを自分たちが満たせることを立証している。
今日の CGL 作業グループは、
プラットフォームベンダー各社、
Linux ディストリビューションサプライヤ各社、NEP 各社、
通信事業者、そして世界中の開発コミュニティから三十数人以上もの関係者が集まるほどに成長した。
そして、ここまで成長した同グループがリリースしたのが、
Carrier Grade Linux Requirements Definition のバージョン3.1だ。
同仕様は明確さと使いやすさを追求し、
「可用性」「クラスタ」「サービス性」「パフォーマンス」「標準」 「ハードウェア」「セキュリティ」の7つのトピックに分類されるようになった。
この構想は、
通信サービスがオープン標準を採用した通信事業者レベルのプラットフォームを使って提供されるビジョンを掲げてスタートした。
このようなプラットフォームやアーキテクチャにとって、
Carrier Grade 特性を持つ Linux カーネルは、
絶対不可欠な基盤コンポーネントだ。
CGL では、Linux をテレコムサーバー向け独自 OS の魅力的な代替製品にすることを目標に、
可用性、セキュリティ、および信頼性など、
複数の重要な分野における Linux の機能強化に重点を置いている(図5)。