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2005年9月2日 09:00

オープンソースの開発/配布/ライセンス方法――1

著者Ibrahim Haddadオリジナル版を読む海外海外発
はじめに

世界中のほぼすべてのソフトウェアベンダーは、 ソフトウェア業界の誕生当初から同じビジネスモデルを追求してきた。 自社社員によるソフトウェア開発、 知的財産の厳密な管理、 バイナリフォーマットによるクライアントへのソフトウェア提供、 ユーザーのコンピュータ上で動作するソフトウェアのライセンス供与だ。

だが今日、このモデルが新たなパラダイムの挑戦を受けている。 オープンソースだ。

これは、ボランティアによる開発や保守、ユーザーへの無償配布、 ソースコード形式での提供など、 営利目的のものとは根本的に異なる。 オープンソースソフトウェアの新しい特性は、 ソフトウェアの調達、インプリメント、テスト、 導入に対する組織の考え方を改めさせるものばかりだ。

無償で利用できるオープンソースソフトウェアは、 商用ソフトウェアとは異なるライセンス供与条件でユーザーに提供され、 商用ソフトウェアとは異なる環境で開発が行われる。

オープンソースソフトウェアの開発者は、 ユーザーベースに応じてソフトウェアの品質を保証する。 だが、それにはソフトウェアを調達するにあたって新しいモデルが必要になる。 ベンダーが提供するものを消極的に受け取るのではなく、 完成度の高いソフトウェアの開発に向けて組織が積極的に関与するモデルだ。 新しいモデルには、 新しい作業手法と商慣習が必要になる。

本稿では、オープンソースソフトウェア、オープンソースコミュニティ、 そしてその開発手法について解説する。 また、オープンソースモデルが開発手法に与えるさまざまなメリットとリスクや、 読者の組織でオープンソースをサポートする際に検討可能な戦略についても詳しく説明する。

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目次

1 はじめに
2 オープンソース対フリーウェア
3 オープンソースの長所とリスク
4 文化変容とオープンソース戦略
5 まとめ
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