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2005年9月22日 13:00
大きく前進する組込み Linux――2組み込み分野
今のところ Matthews 氏は、 「組み込み市場の規模は9億ドルだ。 しかし、2〜3年後には最大15億ドルに拡大するはずだ。 うまくいけば、5年間で30億ドルの利益が出る」と語っている。 この市場が成長の可能性を秘めていることは明らかだ。 Matthews 氏によると、MontaVista は、 Wind River の VxWorks のようなレガシー RTOS システムや、 Microsoft の WinCE のような新しい RTOS システムと主に競合するという。 幅広い機能を搭載しているため、 MontaVista は型どおりの垂直市場への同製品投入に慎重だった。 同社はその代わりとして、水平の組み込み市場全体に焦点を当て、 市場に製品流通を委ねた。 Pro 製品シリーズに対して最も積極的なのは、 ネットワーキングや家電製品分野の顧客だ。 組み込み Linux ユーザー全体の65%が、 ネットワーキングや家電製品分野のユーザーであることを考えれば、 これは理にかなう。 具体的な数字は示さなかったものの、 Matthews 氏は、 MontaVista Pro の顧客の4分の3がこれらのチャネルに属していることを明かしている。 さらに同氏は、 これらの顧客に対する計画的なマーケティングが成功要因でないことも加えた。 市場と MontaVista のパートナーが、 このように同製品の売上の方向を決めたのだという。 Matthews 氏は、Pro の新バージョンは、 幅広いプラットフォームの RTOS を必要とする顧客が増えるなか、 待望の製品だったと見ている。 「Linux の対応が待たれていたのがリアルタイム処理だ。 Linux を大げさに売り込む時期は過ぎた。 リアルタイムシステムとしてパフォーマンスが高ければみなが使いたがる」 (Matthews 氏) Matthews 氏は、 高速で安定した組み込み OS として Linux を販売することに、 全く問題はないと考えている。 また、同氏をはじめとする担当部署では、 高速化に向け将来に備えている。 現行の Linux カーネルにはプリエンプティブでない部分が多いという。 そのような部分は、現時点で数千か所存在する。 「その数を一桁減らして数百にすべく、コミュニティと協力を進めている」 (Matthews 氏) もう1か所、速度向上につながると思われるのが、 カーネルプロセスからアプリケーションプロセスへのリアルタイム機能の拡張だ。 RTOS 上でアプリがリアルタイムモードで動作すれば、 リアルタイム処理にとっては非常に大きなメリットになる。 MontaVista Linux Professional Edition 4.0の入手はこちらから。 « 前へMontaVista Linux Pro のバージョンアップ
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