![]() ![]() ![]() ![]() オープンソースコマースの光と影:パート2の3この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtutorial/20051118/3.html
著者:John Terpstra
海外internet.com発の記事
スリングショット効果
1999年から2001年にかけて、 Linux ベンダーがこぞって大企業に向かった要因のひとつが、 HP、Compaq、そして IBM などの企業の Linux 構想のリーダーが、 IT 業務もビジネス対象だと発言したためだ。 彼らは、会社全体の売上を拡大する目標がなければ、 Linux ベースの製品やサービスの販売は正当化できない、と指摘している。 Microsoft の OS を搭載して販売される既存のサーバーのほうが、 同じシステムに Linux をコア OS として採用するより単位当たり売上高は多い、 という話には複数の企業リーダーが言及している。 簡単に言えば、全体の売上高を引き下げると同時に、 主要ビジネスパートナーを敵にまわすようなビジネスソリューションを積極的に売り込むことは、主要ハードウェアベンダー各社の利益にならないのだ。 一方の Linux ベンダーは、ビジネスチャンスの拡大を期待し、 商業的成功へと急速に向かわせる、大手ベンダー各社との協力を目指した。 これは予想通り、自殺行為と思われた。 そのような中、 Linux ベンダー各社には、 大手 IT ベンダー各社の Linux 事業部が緊張を生じさせていることが分かっていた。 Linux 構想にとって最も息の長いターゲット市場になり得ることが明らかでも、 Microsoft のサーバーベースのソリューションと直接競合する SMB/SME 市場に向け、 Linux プラットフォームソリューションを自ら積極的に売り込もうという会社は、 1社もなかった。 Linux ベンダー各社が「成功させる」と決断したことにより、 開発予算のほぼすべては、 大企業の顧客のニーズを追求することに向けられた。 その結果、 Microsoft Small Business Server のように簡単にインストールすることができ、 これと同じような包括的ビジネスアプリケーションソリューションフレームワークを SMB/SME 市場に提供する Linux サーバソリューションは、 今も登場していない。 その一方で、6年もの間熱心に開発が続けられてきた Linux は、 ハイエンドの UNIX プラットフォームに代わる実用的な真の代替製品となり、 多くの分野でそれに取って代わった。 Sun Microsystems が、 自社の得意とする市場で Linux に向かう関心をそらすべく、 Solaris のソースコードを公開したのは偶然ではない。 次へ 大手との対決 »
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