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SUSE 10 Linux で 64bit ノート PC はほぼ満足――3Broadcom 製チップを機能させる
Broadcom の WiFi チップが動いたら、 オンボードの NIC カード経由でインターネットに接続する。 手元にあるラップトップが内蔵する Broadcom 802.11b/g WiFi チップは、 SUSE Linux 10 では直接サポートされない。 この問題を回避するには、 Windows 用ドライバと ndiswrapper を利用する。 これでうまく機能するので心配無用だ。 セットアップは、手順は多いが難しくはない。 root ですべてのセットアップを実行できる。 www.linuxant.com のドライバページから、 通常利用するユーザーディレクトリの下の安全な場所に、 64bit の Broadcom ドライバファイルをダウンロードする。 ここでは、例として筆者のディレクトリを使用する。 .SYS や INF ファイルは unzip を使って取り出す。 root> cd /home/rreilly/software/broadcom root> unzip 64-bit_Broadcom_54g_Drivers.zip バンドルされている ndiswrapper は、9.2、9.3、あるいは 10 では機能しない。 これを動かす秘訣は、 ソースからダウンロードしてインストールすることだ。 64bit のバイナリに何らかの問題があるようだ。 SourceForgeにあるndiswrapper-1.5.tar.gz を自分の /broadcom ディレクトリの親ディレクトリにダウンロードし、 untar で解凍してプログラムをコンパイルする。 root> cd /home/rreilly/software root> tar -xzvf ndiswrapper-1.5.tar.gz root> cd ndiswrapper-1.5 root> make all root> make install 筆者は、YAST のソフトウェア選択リストにすべてを読み込むことで(開発パッケージもすべて含む)、 新しい ndiswrapper を問題なくコンパイルすることができた。 エラーが出た場合は、最初からやり直す必要があるかもしれない。 次に、/etc/sysconfig/kernel ファイルにある「MODULES_LOADED_ON_BOOT」の行(ダブルクオートで囲まれている)に「ndiswrapper」を追加し、 depmod と modprobe を実行する。 root> depmod -a root> modprobe ndiswrapper root> lsmod | grep ndiswrapper これでカーネルが ndiswrapper を認識する。 lsmod のリストから ndiswrapper の行を探し出して確認する。 そして、 以下のコマンドを使って Broadcom ドライバと一緒に ndiswrapper を起動する。 root> cd /home/rreilly/software/broadcom root> ndiswrapper -i netbc564.inf root> ndiswrapper -l 「-l」オプションを付けたので、 すべて問題なければ「netbc564 driver present, hardware present」と返ってくる。/var/log/messages ファイルの最終行で、 ndiswrapper と Broadcom ドライバが正しく読み込まれているか、 念のため確認することもできる。 modprobe のコンフィギュレーションを書けば ndiswrapper のセットアップは完了だ。 こうすれば、ndiswrapper と Broadcom チップがブート時に同時に起動する。 root> ndiswrapper -m また、Broadcom チップ用のネットワーク設定ファイルも作成しなくてはならない。 内蔵 NIC のファイルがインストール時に作成されているので、 筆者はそれを Broadcom 用ネットワークファイルのたたき台にした。 root> cd /etc/sysconfig/network root> cp ifcfg-eth-id-[your 10/100 NIC MAC address] ifcfg-wlan0 KDE のスタートアイコンで 「System」−>「YaST」−>「Network Devices」−>「Network Card」とクリックし、 Broadcom チップ(wlan0)用のネットワーキング設定を行う。 ・「Network Card」コンフィギュレーション画面で「Change」ボタンをクリックする。 ・「Wireless Network」カードを選択して「Edit」ボタンをクリックする。 ・「Host Name & Name Server」ボタンのところでマシン名(筆者のマシンは CURLYAMD)と DNS サーバーのアドレスを入力する。筆者は、ドメインサーチ名も入力している。 ・「Wireless Network Card Configuration」画面で「Operating Mode」として「Managed」を選ぶ。また、「Network Name (ESSID)」は「any」とする。 ・「Next」そして「Finish」をクリックして YaST を終了する。 最後に /etc/sysconfig/network/ifcfg-wlan0 ファイルに以下の行を追加して完了となる。
DHCLIENT_MODIFY_RESOLVE_CONF=’yes’ DHCLIENT_SET_DEFAULT_ROUTE=’yes’ ここでネットワークプロセスを再起動する。 root> rcnetwork restart /var/log/messages をチェックして、すべてがうまくできたかどうか検証する。 アクセスポイント/ファイヤウォール/DHCP アドレスが正しく割り当てられているかどうかは ifconfig で確認できる。 root> ifconfig エリア内にアクセスポイントが複数ある場合は、 これらのコマンドを使う必要が出てくる。 以下のコマンドを使って Broadcom チップとアクセスポイントを接続する。 root> iwlist wlan0 scan root> iwconfig wlan0 essid "[insert your AP essid here]" root> ifconfig wlan0 up 10秒ほど待てば、LAN とインターネット上のマシンに ping が通るようになる。 root> ifconfig 有効な IP アドレスには wlan0 の項目がある。 これを確認したら、root からログアウトする。 大変だったかもしれないが、 これで Broadcom WiFi リンクを使って各ネットワークノードへの ping、 ファイル転送、ページ閲覧、電子メールの送受信が可能になった。 次回以降は、マシンをブートすると Broadcom リンクが自動的に有効になるはずだ。
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