LinuxTutorial2006年6月16日 12:50
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主治医はペンギン――1

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著者:Rob Reilly
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最もミッションクリティカルな応用例

Linux コミュニティの多くは、 これが最もミッションクリティカルな作業を処理するために開発された OS であることはご存じだろう。 実際、Linux はこれ以上ないというミッションクリティカルな作業に対応できるほど安定度が高い。それは人間の心臓だ。

小型のスーツケース大の「Merlin Patient Care System」には、 マザーボード、医療品質レベルの電源、体温チャートレコーダ、 遠隔操作コントローラが付いている。 このマシンは、St. Jude Medical の埋め込み式電気除細動器(ICD)とペースメーカーをプログラムするためのものだ。

同マシンは、ブート時間が短縮されるよう強化された現行の Linux カーネルを利用している。

IBM Technology Collaboration Solutions (TCS)グループの広報担当 Marinda Gansmoe 氏によると、 同社は St. Jude Medical Center からの要請を受けて、 マシンの開発に協力したという。 同システムは世界中どこでも入手可能だが、主に米国の医療機関で利用されている。

ICD とペースメーカーは超小型のコンピュータ機器で、 患者の心拍動の刺激と調整を行う。 直径およそ2.5センチというこの脅威のマシンは、異常心拍動を監視し、 微弱な電気信号を心臓に直接送って正常な心拍数を維持する。この中には、非常に洗練された計算処理技術が組み込まれているほか、超小型の 人口装置のハウジングには新種のレーザー溶接チタン素材 が使われ、バッテリも5〜8年の寿命を誇る。

この人口心臓は埋め込み式のため、プログラミングは患者の胸部の人口心臓近くにある遠隔操作コントローラを使って行う。埋め込みデバイスと Merlin システムとはワイヤレスでデータ交換を行う。St. Jude の埋め込みデバイスは、Merlin システム専用にプログラムされている。

埋め込みデバイスの管理を行う企業としては、 ほかにもELA MedicalMedico、およびMedtronic などがある。

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目次

1 最もミッションクリティカルな応用例
2 Merlin にかけられた Linux の魔法
3 TCS の詳細
4 まとめ

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