![]() ![]() ![]() ![]() Gentoo をライブ化する Sectoo――1この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtutorial/20060915/1.html
著者:Rob Reilly
海外internet.com発の記事
安全なディストリビューションが必要なわけ
Live Linux CD が各方面から登場している。 SimplyMEPIS のような主流ディストリビューションは、インストール前に試用できるようになっている。Ubuntu や Linspire も同様だ。また、Knoppix や Dynebolic のような専門のディストリビューションもある。 Sectoo と呼ばれる Gentoo Linux ベースのディストリビューションも「ライブ」感覚を保証している。 フランス出身の Anthony Rousseau 氏は、参入調査テスターやコンサルティング企業の作業支援ツールボックスの提供を目的に Sectoo を開発した。 Rousseau 氏は次のように語っている。 「もうひとつ、自分のネットワークは自分でテストしてセキュリティホールを発見する、という考えのネットワーク管理者らも狙って開発した。ホワイトハットハッカーも、同じ目的でこれを使い、新しい脆弱性を発見することができる。また、古いハードを引っ張り出し、Sectoo Linux CD を入手して、それを『即座に使える』Snort 侵入検知システムに仕上げることがだれにでもできる」 ネットワーク専用ツール一覧をチェックされたい。 同氏は、「ほかにも用途はあるはずだ。想像力を働かせていただきたい!」とコメントしている。 Rousseau 氏は、Sectoo Linux を最低要件の面で軽量なシステムにしたいと考えた。Sectoo は、64MB、あるいは32MB の RAM でも十分動作するという。 Rousseau 氏には、Trinux などの各種「セキュリティ強化関連」ディストリビューションがかなり以前からお気に入りだった。ただ、残念ながら Trinux はもはやサポートされていない。 また、必要なツールがなかったり、使えないツールがあるといった問題もあった。 「自分のために新しい課題も見つけ、何か新しいことを学び、さまざまな手法を探求したかった。Sectoo Linux では、可能な限り完全な形態を目指している。まだ始まったばかりで先は長いが、挑戦しがいがある」(Rousseau 氏) Rousseau 氏は多くのディストリビューションを試してみた。今は、Gentoo をメインの OS とし、これをラップトップとサーバーで使っている。Sectoo を Gentoo ベースで開発することは、同氏にとって自然なことだった。 Sectoo は Gentoo から正式なサポートを受けていないが、掲示板やバグジラのシステムはこちらのものを借用している。同氏によると、Gentoo の掲示板はかなり信頼性が高く、これで必要十分だという。 現在、Sectoo は「仲間内の趣味」に過ぎない。この仲間たちは利益を得ることにさほど関心を示していないが、ハードウェアやテストマシンに多少コストがかかるため、寄付はいつでも大歓迎している。同氏によると、Sectoo が非常に大きなディストリビューションになれば「趣味」を会社にするかもしれないが、今のところチームにはそのような計画はないという。 チームには、Sectoo 用「LiveUpdate」システムを開発するという優先事項もある。「ちょうど Portage のような、レポジトリ付きの rsync システムを検討している」と Rousseau 氏は語っている。 同氏はさらに、グラフィカルインターフェイスを改良し、Xfce のメニューを改善し、マニュアルを書き、ユーザー全員をサポートしたいと考えている。彼らはマニュアルを書いてくれる人を募集中だ。 筆者は、Sectoo のこれまでの経緯とチームの今後の予定を探り出すとともに、このディストリビューションをダウンロードし、CD を焼いて、ちょっと試しに使ってみた。 次へ Sectoo 入門 »
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