Linux はクリスタルや銀食器探しの名人?――3手直し
初期にこれだけのテストを実施しながら、Linux 上で稼働した直後は Meredith 氏もかなり不安だった。そして案の定、プリント処理で問題が発生した。 Replacements は、受注やレポート作成時に負荷の高いプリントジョブを多数実行する。そして、Cups(最近の Linux ディストリビューションでデフォルトになっているプリントシステム)が各プリントジョブごとに Post Script ファイルのレンダリングを行っていたのだ。そのため、Solaris の古い lp/lpr プリント設定では最大5倍の時間がかかった。 ジョブを妨害する Cups のインターフェイスを書き、特定のプリンタに必要なエスケープシーケンスを追加していた Singer 氏は、すぐに懸念を表明した。レポートに必要な Post Script の前処理はさほど多くはない。少なくともこの業務に限ってはそうだ。フォントやピッチなどの変更は、プリンタに対して直接行った方がはるかに簡単だ。 彼らはさらに、ファイルがかなり増えるというディレクトリ関連の問題にも遭遇した。 Solaris のスクリプトでうまく機能していたコマンドラインの引数リストが Linux では長くなりすぎてしまい、多くのスクリプトで「arg list too long(引数リストが長すぎます)」エラーが出てしまった。 この問題は、Linux/Veritas 環境ではアプリケーションのファイル構造にディレクトリを追加してディレクトリごとのファイル数を減らすことで解決した。 次へ 結果とアドバイス »
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