中小企業で Linux を使えるのか――2Novell の Linux
中小企業の間では Red Hat が最も有名な Linux だったが、その最も強力なライバルとなってきたのが Novell だ。Novell が2006年に投入した「SUSE Linux Enterprise 10」は、デスクトップからデータセンターまで対応する Linux プラットフォームで、サーバーとデスクトップで共通の要素を持っており、中小企業の管理負担軽減を助けてくれる。 さらに、同社では「Pattern Deployments」も用意していて、電子メールサーバー、ファイルサーバー、および Web サーバーなど、必要なサーバーを選べるようになっている。インストールを行うと、選択したサーバーのなかから最も有効かつ能率的なバージョンが使えるよう自動的にコンフィギュレーションが行われる。 Novellの Linux/オープンプラットフォームソリューション担当ディレクター、Justin Steinman 氏は、「つまり、すべてのサーバーで OS のコードが減少すれば、必要要件が低くなり、パフォーマンスが向上し、問題の発生も減少する」と話す。 たとえば、Stonebridge Bank という、ペンシルバニア州ウェストチェスターにある小さい地方銀行が Novell を利用している。同行では、一般管理費削減のため、Windows システムの負担を軽減して SUSE Linux Enterprise Server に移行する決定を下した。 Stonebridge のシニア情報システム担当副社長、George Rapp 氏は、「Linux に移行したのはオープンエンタープライズの概念が気に入ったためだ。われわれにとっては、最高の技術、価格、そしてサポートを提供してくれる選択肢が Novell だった」と語っている。 Rapp 氏によると、Novell の Linux はサーバー単位の TCO を1か月あたり230〜231ドル削減してくれたという。さらに、同行では管理に要する時間が削減され、人員の補充も不要になった。同行の Linux 環境は、現在ひとりで管理されている。 「Windows や NetWare に慣れたスタッフは、今のところ簡単に Linux を理解できている。Linux により、共通のスキルセット修得と簡単な運用が実現した」、と Rapp 氏は語っている。 次へ Linux のサポート »
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