LinuxTutorial2007年1月26日 09:00
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中小企業で Linux を使えるのか――1

この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtutorial/20070126/1.html
著者:Drew Robb
海外internet.com発の記事
「マニア御用達」からの脱皮

多くの中小企業は、十分なアプリケーションがない、インストレーションが複雑だ、あるいは運用にかなりの技術ノウハウが必要だなど、さまざまな理由から Linux を避けてきた。だが、この技術も数年をかけて熟成を遂げているため、これらの問題が今どの程度当てはまるのかという疑問も湧いてくる。

大小さまざまな規模の企業に Linux をインストールしてきたウイスコンシン州ブルックフィールドの Comprehensive Consulting Solutions でシステムインテグレーターを務める Chip Nickolett 氏は次のように語っている。

「現時点では、重要なビジネスの問題というよりも認識の問題だといえる。Linux は以前よりもビジネス環境で受け入れられるようになってきたが、マニア向けの製品だとの意見はまだ多い。これらの企業は、かつての IBM に対するような感覚で、Microsoft を安全な選択肢として見ている」

同氏は、Linux が数年前から多くの分野で進歩を遂げてきたことを指摘する。まず第一に、パフォーマンスと信頼性が向上しているという。同氏は、「通常は小規模企業の期待通り普通に動く。ソフトウェアのインストレーションやパッチの管理が劇的に向上しており、グラフィカルなデスクトップツールも進化を続けている」と話す。

Nickolett 氏はまた、さまざまな製品やアプリケーションが Linux でサポートされるようになったことも指摘する。中小企業の大半では、Linux でも必要なものは見つかる、というのが同氏の考えだ。

同氏は一例として、データベースのアップグレードに迫られた米国中西部の小さい専門工場について言及した。この町工場は、これを機会に Red Hat Linux プラットフォームへの移行を行った。移行の際にアプリケーションの変更はほとんど必要なく、Linux の本格的な経験のない社内 IT スタッフでも管理することができた。

Nickolett 氏は「ハードウェアやサポートのコストを考慮したところ、費用便益の観点から Red Hat の方が魅力的だった。、また、会社の予算が限られていることを考えると、特に数年単位ではオープンソースがかなり魅力的だった」と語っている。

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目次

1 「マニア御用達」からの脱皮
2 Novell の Linux
3 Linux のサポート
4 残る疑念



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