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2008年10月14日
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LinuxTutorial2007年7月27日 11:00

Linux 移行時に便利なオープンソースアプリ――2

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ドキュメント/グラフィックスツール

6)Envy

「Envy(羨望の的)」という巧妙な名前の付いた素晴らしいユーティリティが提供する、効率的で、合理的で、独自のビデオドライバインストレーションの右に出るものはない。

Envy は、自己完結型で、GUI に完全対応し、NIVIDA や ATI の独自グラフィックスドライバの設定をすべて確実に支援する点でユニークだ。最も重要なこととして、同アプリケーションは完全な GPL ライセンスになっている。

必要な理由: 今日の最新 Linux ディストリビューションならビデオドライバのインストールは「さほど難しくない」とする意見を加味しても、自分のニーズに合わせてビデオカードをあとからセットアップする作業が場当たり的になることに変わりはない。Linux を初めて使うにあたって Ubuntu や Debian などのディストリビューションの利用を検討している場合は、Envy はあまりお勧めできない。節約する時間は、壊れた X コンフィギュレーションの問題解決に使うよりも、現在進行中のプロジェクトのために使った方がよいだろう。

7)Evince

Windows で PDF ファイルフォーマットを扱う場合は、「Adobe Reader」という肥大化しすぎたアプリケーションの使用が必須になる。だが、今日の Linux ディストリビューションにはドロップするだけであらゆる PDF ファイルを開く軽量ソリューションが多数用意されている。

そのなかで最も優れているのが「Evince」だ。これは軽量で、どのディストリビューションにも簡単にインストールすることができ、PDF ドキュメントを読もうとしたぐらいでは PC のリソースが使い尽くされることもない。

必要な理由: 「Adobe Reader for Linux」が発売されたため、従来から抱える巨大なサイズやユーザビリティの脆弱性の問題はさておき、この使い慣れたアプリケーションを使い続けることも検討したい。だが、Evince を2日も使えば、これと比べるとほかのどの製品も PDF ドキュメントを開く作業が非生産的に思えてくるのは確実だと思う。

8)Automatix

特定の Linux ディストリビューションのユーザビリティを左右するのが、独自メディアのコーデック、Flash、そして DVD 再生の使いやすさだ。開発者の許可を得ることなくこれらのプロプライエタリな製品を使用することの適法性に「あいまいさ」(米国ユーザーのみ)があることを考慮しても、Linux ユーザーの大半にとっては、各種コーデックを手当たり次第インストールすることが常識化している(結局のところ、これは個人の選択であり、この件に関して筆者は法的助言を与える立場にない)。

そこで登場するのが「Automatix」で、これはプロプライエタリなコーデックを素早く、簡単に、そして一度にまとめてインストールするオプションをエンドユーザーに提供する。

必要な理由:Automatix には、プロプライエタリなコーデックに加え、さまざまな Google アプリと一緒に、「Gyachi」など、あまり知られていないソフトウェアも含まれている。Automatix は Debian、Simply Mepis、あるいは Ubuntu に対応している。

 (編集メモ:Automatix では、アプリケーションのレポジトリリストを変更する必要がある。これは、Automatix が既存のソースリストにソフトウェアのソースを登録することを意味する。これまでも、一部のユーザがこの点に懸念を表明しているため、筆者は、ユーティリティをインストールする前に知らせておきたかった。もし懸念されることがあるなら、ソフトウェアのインストールにはぜひとも「apt-get」や「YaST」、あるいは何でも手元にあるものを使いたい。)

9)Scribus

「Scribus」パブリッシングソフトウェアを使えば「Publisher」に依存しなくて済むようになる。Scribus が用意するテンプレートは多くないが、ユーザーがプロプライエタリなファイルフォーマットに縛られる必要もなくなる。

必要な理由: 簡単に言えば、Scribus は現在最高のオープンソースパブリッシングソフトウェアだ。実際のところ、Windows や OS X 環境に対応した多くのクローズドソースの代替製品よりも優れている。

10)GIMP

簡単にまとめると、「GIMP」はフリーソフトウェアのパッケージで「Photoshop」の機能を無償提供する。グラフィックスの編集や操作を可能な限り簡略化することを目指した設計となっており、高度なグラフィックスエディタの利用経験者なら、だれでも問題なく使えるようになるだろう。

必要な理由: 簡単に使え、きちんと整理され、完全に無償でダウンロードできるため、手早く使い始められるこの Photoshop の代替製品は、ごく基本的な写真/画像処理作業にも欠かせなくなった。平均的なユーザーや専門的なユーザーがほかのオープンソースの選択肢を検討しても、どれも GIMP が提供する機能の足元にも及ばない。

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目次

1 オフィススイート製品/デスクトップユーティリティ
2 ドキュメント/グラフィックスツール


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