Linux 求人市場動き出す――1
上昇傾向
強力な業界のトレンドを示す数字が明確に見えてきた。 技術系求人サイトの Dice をご覧いただきたい。そこを見ると、Linux 関連の求人が8月に9,631件あったという。数字も大きいが、それよりも興味を引くのが、1月からの成長率だ。Linux 関連の求人は30%の大幅増で、技術系求人全体の3倍の伸びとなっている(Dice の求人件数は1月から10.2%増加し、技術系の求人は合計9万6,548件となっている)。 確かに、相変わらず強大な Windows(1万6,895件)に対して Linux 関連の求人は後れを取っている。さらに、数年を経過しても1万4,954件(AIX 関連が2,302件、Solaris 関連が4,055件)と依然好調な UNIX にも Linux は負けている。 また、そのほかの OS は、大きく水をあけられて着外に終わった。企業内の計算処理ではあまりなじみのない Mac OS はわずか1,027件で、IBM System 370や390などの各種メインフレーム用 OS で最も普及している MVS はわずか489件だった。(しかし、依然としてメインフレームのオペレーション関連に500件近くの求人がある。メインフレームは死んだ、などとはだれが言ったのか) Dice の技術担当副社長、Paul Melde 氏によると、Linux 関連求人の劇的な成長を示す最近のレポートは、数年前からのトレンドを反映しているという。同氏は Datamation に対し、「ここから実際に分かるのは、Linux 関連求人数の堅調な伸びだ」と語っている。 同氏は、「さらに前から見ていくと、その伸びはもっと大きいかもしれない」と話すが、そこには、Linux 関連の総求人数が以前はかなり少なかったという要因もある。同氏は数字をいくつか示しており、2005年7月から2007年7月にかけては123%の成長があり、2004年の7月から2007年の7月になると Linux 関連の求人広告は330%近い成長になるという。 Melde 氏は、「とにかく毎年増加を続けており、力強い成長が続いている。2007年前半が特に大きかった」と語っている。 次へ:Linux のスキルと平均給与 »
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