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現実志向の人のための Linux のバックアップ:パート2――1
シングルユーザー向けのバックアップ
前回でバックアップに必要なハードウェアの準備は整った。そこで、今回はローカル接続されたバックアップ用デバイスにデータをバックアップする方法を詳しく見ていく。バックアップするファイルを選択するのに必要なコンフィギュレーションを解説し、簡単なバックアップ用コマンドを作成する。 筆者は、バックアップをシステムとデータの2種類に分けるのが好みだ。本シリーズはデータバックアップがテーマなので、システムのクローニングや障害回復の簡単な方法に関しては MondoRescue を参照されたい。 ここでは手の込んだ複雑なバックアップ専門アプリケーションではなく、昔から利用されている、平凡で、信頼性が高く、効率的な、「rsync」を使う。「rsync」は差分だけを転送するので、最初に1回実行しておけば、あとのバックアップはかなり高速になる。通常の Linux ディレクトリとファイル構造を作成するため、ファイルのレストアに専用のバックアップソフトウェアや変なコマンドは不要で、いつも使う好みのファイルコピー方法が利用可能だ。 バックアップに使うドライブは、バックアップしたい総ファイル容量の最低2倍の容量のものが必要になる。筆者にとっては、高速で、どの Linuxes でも同じ動作をする昔ながらの優れた「「du」(disk used)や「「df」(disk free)コマンドも捨てがたいが、ここではグラフィカルなファイルマネージャを使ってディレクトリ容量を調べる。ターミナルを起動して以下のコマンドを実行し、ローカルファイルシステムの使用容量と空き容量を確認する。 $ df -hlx tmpfs Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/hda1 14G 2.4G 11G 18% / /dev/sda1 31G 9.3G 21G 32% /home /dev/hda2 4.5G 543M 3.8G 13% /var 以下に示す筆者の「finances」ディレクトリの例のように、「du」は個々のファイルやディレクトリごとに必要になる。 $ du -hs finances 8.2M finances また、表示されているディレクトリ内のファイルとそのサイズの確認には「-h」は使わないでおきたい。 次へ:テスト用バックアップの作成 »
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