Pardus 2007.3 Lynx を試してみた――4
まとめ
全体的に見て、最初にどうなるかまったく分からなかったことを考えれば、Pardus はかなりの好印象で使えた。かなり良い驚きがあった。非常に革新的な機能がいくつかあり、そのアプローチも大いに気に入った。また、トルコ科学技術研究委員会が支援していることも非常に良いと思う。 おそらく、この確実なサポートがあることで、 デベロッパーが大胆なアプローチを取れるのかもしれない。どちらにしても、このようなオープンソースソフトウェアの開発を政府機関が支援しているのは素晴らしいことで、もっと多くの国がこの動きに追随することを望む。これは、だれにとっても大きなメリットのあることだ。 Pardus は非常に使いやすく、大抵のことは PISI や YALI などのツールがやってくれるが、完全な初心者にこれをインストールさせるのは手放しでは勧められない。 マニュアルは優れているが、グラフィックスドライバや3D デスクトップを自動的にインストールするツールがディストリビューションに含まれていればなお良いだろう。筆者は自分でドライバをインストールできたが、初心者ユーザーがコンフィギュレーションファイルを編集するのは避けた方がよいだろう。 システムはかなり高速で安定しており感動した。Pardus には「MUDUR」というユーティリティが付属しており、これがブートプロセスを加速してくれるようだ。どの程度の違いがあるかは明確でないが、起動は十分に高速だ。同じハードウェアでほかのディストリビューションとベンチマークを比較すると面白いだろう。 最初に述べたように、Pardus は Slackware、Debian、Red Hat など、これらのいずれも基盤にしていない、近ごろでは非常にまれなものだ。だれかが真似をするのではなく、何か違うことをしようとしているのはうれしいことだ。今後注目すべきディストリビューションだと思う。2年でここまできたのなら、2年後にはどこまで行っているだろうか。予想もつかない。筆者個人としては非常に楽しみだ。 すでに非常に洗練された Linux ディストリビューションであり、デスクトップを完全に動作させるのも簡単だった。しかも、OS の見た目も良い。何かを試したかったら、Pardus を試してみることをお勧めする。 « 戻る:Pardus をインストール
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