驚きの機能を満載した KDE 4――3 Plasma のコンポーネント最も魅力的な Plasma の新コンポーネントの1つが、「Zooming User Interface (ZUI)」だ。ZUI を使えば、仮想デスクトップを作成し、これに特定のウィジェットを挿入して、その時のニーズに合わせてこれを拡大/縮小できるようになる。これがどのような外観になっているかは KDE Desktop Grid をご覧いただきたい。作業をする必要のある仮想デスクトップ上で拡大を行い、縮小して別のデスクトップを選択したり、拡大してそのウィジェットで作業に取りかかることができる。
Plasma と ZUI はいずれも開発が始まったばかりであるため、新世代デスクトップソフトウェアの新側面の機能充実にご期待いただきたい。 そして、KDE 4と関連付けられた新しいアートワークプロジェクトが Oxygen だ。主にアイコンに焦点を当てたこのプロジェクトは、統一されたテーマと特定のカラーセットを持たせてフォルダ、アプリケーション、そしてハードウェアなどを表す表現豊かなアートワークを重視している。 アイコンのデフォルトサイズは通常の16x16ドットではなく128x128ドットとなり、ディテールとリアリティが増している。SVG (Scalable Vector Graphics)を採用したことで アイコンはそのサイズに関係なく鮮明な詳細を保持できる。Oxygen Project の詳細は The Oxygen Project Site を参照。 KDE 4 は、従来デフォルトだったファイルマネージャの「Konqueror」ブラウザと決別した。KDE の最新バージョンでこの魅力的ポジションを引き継いだのが Dolphin だ。Dolphin は、新しい XFCE ファイルマネージャである「Thunar」とルック&フィールが似ており、新しいナビゲーションバー、スプリット表示、パネル、プロパティ表示が用意される。 Linux に乗り換える Windows ユーザーは、ナビゲーションバーが Windows のファイルマネージャと互換性があるため、このファイルマネージャも快適に感じるだろう(図3参照)。 Okular は KDE 4の汎用ドキュメントビューワで、PDF や ODF (Open Document Format)をはじめ、さまざまなファイルフォーマットをサポートしている。Okular で最も気に入ったのが、ドキュメントを表示させるだけでなく、メモ(注釈)も追加できる機能だ。 Phonon は、プラットフォームに依存しない KDE のマルチメディア API だ。だが、Phonon はエンドユーザーにとってどのように役立つのだろうか? デスクトップの使い勝手が高まるよう、開発者がメディアリッチなアプリケーションを簡単に組み込めるようにしてくれる。Phonon と「Solid」(無線関連ハードウェアのサポートに焦点を当てたプロジェクト)は、マルチメディアハードウェアも使いやすくしてくれる。 次へ: まとめ »
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