LinuxTutorial2008年4月25日 10:00
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Linux のパワーマネージメント:パート2――3

この記事のURLhttp://japan.internet.com/linuxtutorial/20080425/3.html
著者:Carla Schroder
海外internet.com発の記事
■簡単な方法
もし、自分のノート PC 用に簡単で信頼性の高いパワーマネジメントが必要なら、筆者は、最初からすぐに正しく動作する Linux ディストリビューションの使用を明確に推奨する。

なぜなら、ゼロからこれを設定するのはあまりにも冒険だからだ。このなかには先日リリースされた Fedora、Ubuntu、SUSE、そして Mandriva が含まれるが、ほかにももっとあるはずだ。Fedora の「Preferences」メニューには優れたコンフィギュレーションメニューが用意されていて、シャットダウンコマンドには「Suspend」と「Hibernate」もある。ふたを閉じたときにもサスペンドやハイバネートになり、復帰も確実だ。本来のようにうまく簡単にできる。

最近の Linux ディストリビューションの大半は ACPI がデフォルトだ。自分のディストリビューションについては、以下のコマンドを使えばカーネルが ACPI をサポートしているかどうかが分かる。

$ grep -i acpi_sleep /boot/config-’uname -r’
CONFIG_ACPI_SLEEP=y
CONFIG_ACPI_SLEEP_PROC_FS=y
CONFIG_ACPI_SLEEP_PROC_SLEEP=y


あるいは、どのデーモンが動作しているのかをチェックする。

$ ps ax | egrep "apmd | acpi"
4720  ?  S 0:00 hald-addon-acpi: listening \
        on acpid socket /var/run/acpid.socket
5239  ?  Ss 0:00 /usr/sbin/acpid -c \
        /etc/acpi/events -s /var/run/acpid.socket

これらの例は、ACPI がサポートされていて、動作中であることを示している。

laptop-mode-tools パッケージは、電源消費量を抑えるようノート PC のハードディスクをコンフィギュレーションする興味深いツールで、ほかにもいくつかのデバイスに対応しているが、最も自慢できるのがハードディスクのスピンダウンのコントロールだ。Linux カーネルはバランスの取れた I/O を好むので、ハードディスクはかなり安定した速度で動作する。

laptop-mode-tools は、書き出すものをメモリ中に長期間キャッシングし、それから一気に書き出すことでこの習性を変更する。したがって、ハードディスクはバースト書き出しが行われる合間にスピンダウンすることができ、これが多少の消費電力節約になる。

ただし、この操作は60万回以上のスピンアップに耐えるよう設計されたノート PC 用ハードディスクだけにしておきたい。デスクトップ用のハードディスクのスピンアップは最大5万回の設計なので、laptop-mode-tools を使うとすぐに故障してしまう。スピンダウンの間隔としては30秒から1分が最適で、それ以上にすると節電にはならない。

laptop-mode-toolsは Debian と Ubuntu に含まれており、ほかのディストリビューション用のパッケージもLaptop Modeにある。ACPI と統合されるので、バッテリ駆動時のみ動作することも認識済みだ。

参考
LessWatts.org、ACPI に関して知りたいことがすべてそろっている。
ノート PC、パワーマネジメント、そして Ubuntu について
Battery Powered Linux Mini-HOWTOは、内容は多少古いが参考になる。

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