カンパニーレポート:インターネット広告
バリュークリックジャパン(4759)
バリュークリックジャパン(4759 東マ、452,000円)の主力事業であるクリック保証型バナー広告の売上が2四半期連続1%以下の低成長で推移した。高い売上成長率を実現し難い要因として、クリック保証型は、売上高を決定する変数(ページビュー、クリックレート)をバリュークリックジャパンがコントロールすることが困難なビジネスモデルだということが考えられる。
新規事業であるモバイル広告が伸びてきたが、投資家は次の3点に注意する必要がある。第1に、競争激化が予想される事業領域であり、加えて、高い売上成長率を実現し難いクリック保証型モデルであること。第2に、広告主の需要は未だ「お試し段階」にとどまっていること。第3に、会員集客以外のオペレーションに特別なノウハウを持っていないと思われることである。
バリュエーションについては、クリック保証型事業の成長鈍化や、モバイル広告事業の成長性への不透明感の他、ネット広告事業者としてのヤフーとの比較から「保有」を継続する。但し、ネット広告市場全体に対する地合の悪さから、30万円を割るという局面も念頭に入れる必要があろう。
記事提供:ウィット・キャピタル証券
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荒木 正人 
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