Barr 氏の投稿は、NASA の CIO である Linda Cureton 氏の
Blog への投稿がもとになったものだ。この投稿で Cureton 氏は、NASA が最近 IT の再構築を実施し、Amazon Web Services に移行したことについて触れている。
「Amazon Web Services は、バラエティに富んだ Web アプリケーションと、相互運用が可能で業界標準に準拠したセキュアな環境のサイトを提供し、年間100万ドル近くのコストカットを実現してくれる」
Cureton 氏はまた、NASA の
ジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory:JPL)では、Microsoft の Windows Azure クラウドプラットフォームを採用し、25万枚にもおよぶ火星の写真をホストしていることも述べている。
一方、Cureton 氏の投稿では、NASA による OpenStack の利用についてはまったく触れられていない。
だが、だからといって、NASA が OpenStack を見捨てたわけではないようだ。
Joshua McKenty 氏は、元 NASA のクラウド設計者。NASA のクラウドプロジェクト「Nebula」を率いていた人物だ。McKenty 氏は2011年に NASA を退職し、OpenStack ベースのスタートアップ「
Piston Computing」を設立した。
McKenty 氏は InternetNews のインタビューに対し、NASA の IT は多くの幹部によって部門ごとに自主的に運営されていると語った。
「NASA は、開発初期の段階で OpenStack に積極的に関わったが、プラットフォームが成熟してからは開発への投資を中止している。だが部門によっては、OpenStack の採用を拡大しようとしているところもある」
NASA の他の部門では、Amazon Web Services を使っているところもあるし、スーパーコンピューターを採用しているところもある。グリッドコンピューティングや、伝統的なクライアントサーバー、メインフレーム、GPU など、その他様々な形態のコンピューティングシステムが NASA では利用されており、何を採用するかは部署に一任されているということのようだ。
McKenty 氏は、OpenStack が NASA のどの部門で 利用されているかに詳しい。その理由は、McKenty 氏が NASA のプロジェクトを手掛けているからだ。
「Piston Computing は、NASA の2つのグループでの OpenStack 採用に関わっている」
あるテクノロジーを研究開発した後、それが商用段階に達したら民間に委ねる。これは、NASA の歴史を通して一貫しているテーマだ。
「NASA は(宇宙でも書けるボールペン)スペースペンや、アストロフォイルの利用を止めたわけではない。だが、これらが商業的に成功した後では、NASA はその R&D に投資をしたり、直接製造したりしていない。これは、NASA の使命でもある。OpenStack は、商業的に成功を収めつつある。これは、NASA と民間のロケット打ち上げ企業『
SpaceX』との関係でも同じだ」
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。
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Sean Michael Kerner 
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