自然な形で商品を話題にしたい、口コミ効果を狙いたい。企業のマーケティング担当者からよく耳にする声であるが、最近はシンパシー(共感)を得ることがポイントになっている。消費者からシンパシー(共感)を得るためのポイントは下記の2つがあげられる。
1) Involvement (参加性)2) Feeling (体感性)Involvement (参加性)という特長は、その商品・サービスの誕生から終了までの過程に消費者を巻き込むということである。特に商品の開発段階に消費者の意見を募るという手法は効果的である。
上記の手法で誕生し、ヒットした事例では Sony Music からデビューした人気歌手「 CHEMISTRY 」があげられる。「 ASAYAN 」という番組を通じ視聴者が新人アーティストデビューの過程に参加することで、デビュー後の売り上げに大きく影響しているといえる。
Feeling (体感性)という特長は、商品・サービスの世界観を体験してもらうことで、より理解を深めてもらうということである。最近では、サービス提供側の人間(スタッフ)の立場を体験してもらうことで、よりそのサービスの理解を深めてもらうという手法が存在する。上記の手法を積極的に実施している事例では、今年の5月に近畿日本ツーリストから独立した「クラブツーリズム」があげられる。毎月発行している「会報誌」の配布作業を、顧客に委託するという大胆な取組みをしている。会報誌を配布するというプロセスを通じて会社理解を深めてもらうのが企業側の狙いである。
上記の手法で共通して言えることは、それぞれの取り組みの結果を消費者にフィードバックしていることである。Web やマス媒体を活用して消費者からの意見を吸い上げるとともに、消費者が参加・体験しているプロセスを Web やマス媒体で事例紹介されるように働きかける。そのような企業と消費者の双方向でのやり取りがシンパシーマーケティングを成功させる2つのポイントである。
%%src_http://japan.internet.com/img2/bilcomlogo.jpg_src%%
(
ビルコム株式会社 
)