インターネットで苦情民願・提案を、「参加の広場シンムンコ」サービス開始韓国政府行政自治部は2005年4月1日、国民がインターネットで行政機関に苦情民願を提起し、各種制度・政策に対する改善意見を提案できるシステムを開発し、サービスを開始した。
今後、国民は所管行政機関に苦情民願や提案を提出する代わりに、インターネットの国民参加ポータルサイトである「参加の広場シンムンコ」(注:漢字で申聞鼓。韓国でかつて王宮の門楼につるし、民衆が上訴するときに打ち鳴らした太鼓のことで、江戸時代の目安箱のような役割を果たした)にアクセスして、より簡単に各種質疑、苦情民願、提案を申請できるようになる。処理結果もインターネットで閲覧・確認できるようになる。 民願申請者が参加の広場シンムンコに申請できる苦情民願と提案は、自動分類システムにより該当処理機関で分類・移管され、処理機関では定められた期日内に処理を完了し、その結果をシステムに入力する。民願の入力から分類・処理・結果返信までの全過程がインターネットシステムを通じて処理され、国民はより迅速・正確なサービスを受けることができる。 これまでの電子政府は、定型化された民願と情報提供中心のサービスを提供してきたが、今回の苦情民願、国民提案サービスを契機に国民参加型電子政府に変わる。電子政府のパラダイムが国民参加に転換されるわけだ。国民の意思を電子政府に直接伝えることで、電子政府の水準だけでなく、韓国の民主主義の水準を一段階アップグレードする契機となる。 国民は、自らが提起しようとする民願・提案と類似した処理事例を探すことで、民願・提案の申請前に十分に参考とすることが可能になる。これは、行政自治部でシステムを構築しつつ、全行政機関の民願・提案関連 DB を統合・連携する作業を行うことによるものだ。 行政自治部では、国民提案を活性化するため、国民提案規定も併せて設けている。制定中の規定では、優秀提案には政府表彰を実施し副賞金を支払うなど、各種インセンティブを与えて国民提案を活性化し、国民の創意的なアイデアが政府の政策、制度改善に直接反映されるようにする。 参加の広場シンムンコのシステム構築は、2004年6月から9月までの BPR/ISP(業務再設計及び情報化戦略計画)事業を経て、情報化計画が樹立され、同 BPR/ISP 結果に基き、2005年始め、システムの構築に着手、約3か月間の開発期間を経て、今回苦情民願・国民提案分野についてのサービスを実施するに至った。 さらに、行政自治部は8月初めから、政府政策などに関連した国民の意見を、インターネットでの電子討論、電子公聴会、電子設問調査などの方法で直接聴くことのできる政策参加サービスも提供する予定だと明らかにした。 添付資料 「参加の広場シンムンコ」関連説明資料 国民参加ポータルサイト「参加の広場シンムンコ」の概要に関しては、『「参加の広場シンムンコ」関連説明資料』(PDF ファイル 3ページ)で御覧いただけます。 翻訳者: 澤井 亨 (さわい とおる)
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