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2002年1月17日 00:00
ネットが普及するも、エンジニアが育たない米科学技術教育米ハイテク業界団体の AeA (American Electronics Association)は、米国の科学技術教育に関する報告書「CyberEducation 2002」を発表した。同報告書によると、米国の学校の94%がインターネットに接続され、数学や科学といった科目での習熟度が上昇している一方、電子工学の学位取得者が減少傾向にあることが明らかになった。 米教育機関のインターネット接続に関しては、2001年までに、ネット接続を確立した学校が全体の94%となっている。また、2001年には、学生7人に対して、1台のネット接続のコンピューターが割り振られている。この比率は、1998年に、学生20人に対して1台の比率であったことから、学生のネット接続環境の大きな改善が伺える。 州別で見ると、サウスダコタ州、ワイオミング州、ネブラスカ州、ノースダコタ州が、学生一人あたりのネット接続コンピューター普及率でトップとなっている。これらは、学生5人以下で、1台のコンピューターを共有している。逆に、普及率で最下位となっているのが、カリフォルニア州(9人対1台)やルイジアナ州(10人対1台)となっている。 数学の習熟度に関しては、2001年において、義務教育8年生の27%が「十分習熟している」レベルに達しており、これは、1990年の15%から大幅に改善しているが、依然として低い割合となっている。また、科学の習熟度に関しても同様で、2001年において、8年生の32%が「十分習熟している」レベルに達しており、これは、1996年の29%から改善されているものの、依然として低い割合となっている。 工学分野の学位取得者は、1995年から2000年の5年間で、4%減少し、12万5000人から12万人となった。また、ハイテク産業のコア分野である、電子工学分野の学位取得者は、同時期に、14%も減少している。 この調査結果に対し、AeA 会長の William T. Archey 氏は、「未来の労働力を確保するために、我々ハイテク業界は、教育の改善に多大な関心を抱いている。我々の企業が繁栄するためには、大学の学位を持った熟練労働者が必要である。しかし、この調査でも明らかであるが、成人7人に1人が、ハイテク業界にとって最低ラインである高校卒業の学位を持っていないということであり、これは最も不吉な兆候である」と述べている。
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