米、電子署名標準の設置に着手
米国のEコマース及び金融サービス企業の団体が、「電子記録及び署名についての標準と手続(SPeRS)」に関する任意のモデルを開発中だ。このプロジェクトは、9ヶ月から1年で完了が予定されている。
SPeRS の起草委員会の創始メンバーには、Adobe、AIG、Dell Financial Services、Ernst & Young、Ford Motor Credit Company、FreddieMac、GE Capital Mortgage Corp.、Intuit Inc. などが参加している。最終的に委員会は、25-30社以内の規模になる見込み。 「SPeRS プロジェクトの目的は、署名、記録保持、印刷、情報伝達など情報の電子的呈示に関する業界標準及び手続のモデルを作ることにある。厳格な規則ではなく、Eコマースの参加企業にガイドラインを提供するためのもの」と、SPeRS プロジェクトの VP で Intuit Inc. の Catherine Valentine 氏は話す。 委員会では、ニーズの充足に向けて、この新標準を通じ、電子記録の利用に当たって商用面で実施可能な体系とプロセスを目指した業界モデルを構築し、各種オンライン取引の際に消費者に「統一的な経験」を提供し、それにより電子記録や署名に対する消費者の安心感を高め、電子書類の設計条件に関して企業とベンダー間の相互理解を図っていく予定だ。 また、委員会では、電子口座の開設者向けの ID や許可設置のための合理的な方法の開発、米 E-SIGN 法で義務付けられている消費者開示条項に関するガイダンス、電子署名の取り扱い方法、契約書の効果的な表示や開示法のガイダンス、記録の保管や保護などの記録保持などについても対応していく予定。 Goodwin Procter LLP のパートナーで SPeRS プロジェクトの顧問を務める Jeremiah Buckley 氏は、「E-SIGN(Electronic Signatures in Global and National Commerce Act) 法の施行や、UETA (Uniform Electronic Transactions Act) 法の採用により、電子記録及び署名の効力に関する法定の枠組みが確立された。このプロジェクトは、E-SIGN 法や UETA 法を実施する上での次の重要なステップとなる」と、述べている。
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