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2002年5月20日 00:00

米上院商務委員会、迷惑メール防止法案を可決

米上院商務委員会は、17日、「無承諾ポルノ・マーケティング規制法案」を賛成多数で可決した。この法案は今後、上院に送られ審議に付されるが、法案が成立した場合、米連邦取引委員会(FTC)は、違法なメール1通につき最高10ドルまでの罰金を科すことが出来る。

この法案の正式名称は、「無承諾ポルノグラフィー・マーケティング攻撃規制法案(CAN SPAM Act of 2001:Controlling the Assault of Non-Solicited Pornography and Marketing Act of 2001)」。この法案は、Conrad Burns 共和党上院議員、Ron Wyden 民主党上院議員、Ted Stevens 共和党上院議員によって提出された。

この法案の概要は以下の通りとなっている。
  • 電子メールマーケティング業者(e-marketers)は、受信者がメールの受信を拒否できるよう、有効な返信先をメールに記載しなければならない。

  • 電子メールマーケティング業者は、メールの件名欄に偽造した件名を使用してはならない。

  • 連邦取引委員会(FTC)は、法律に違反したメールに対し、1通あたり最高10ドルまでの罰金を科すことが出来る。ただし、罰金は、全体で最高50万ドルまでとする。

  • 電子メールマーケティング業者が故意に違法行為を行った場合、この罰金は3倍になる。

  • 各州の検事総長は、州民のために訴訟を起こすことができる。

  • ISPは、違法なスパムをネットワークから排除するため訴訟を起こすことができる。

  • 故意に身元を偽造したスパマーは、軽犯罪に処せられる。

法案提出者の一人、Wyden 上院議員は、「過激なポルノ、詐欺的な貸付けの勧誘が、インターネットの運命では決してない。しかし、それらが、あらゆるメールボックスを占有し、あたりまえの存在となってしまった。議会が、ついに、この状況に対して行動を起こすことが出来る時が来た。この法案の前進が、オンライン利用とeコマースの前進につながる」と語っている。

また、17日の商務委員会では、違法なスパムメールを送る目的で、電子メールアドレスを収集することを禁じる修正条項が加えられた。

 


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