カリフォルニア州連邦地裁は、4日、電子投票機の使用中止を求めた訴訟において、電子投票機の使用を支持し、原告側敗訴の判決を下した。
この訴訟は、カリフォルニア州 Riverside
County に住む Susan
Marie Weber 氏が、カリフォルニア州長官 Bill
Jones 氏などを相手取って起こしたもの。
訴訟では、タッチスクリーン式電子投票機の使用は、紙に記入する投票と違い、(1)投票者の投票通りにシステムが記録を行っているかどうか検証する方法がなく、(2)投票数が僅差である場合、投票の数え直しができず、(3)投票を数えるコンピュータープログラムは独占的プログラムであり、外部の者はソースコードの分析ができないなどの点で、Riverside
County の投票者の権利を侵害しているといった主張がなされている。また、投票者から投票記録を隠すことになるという意味において、このような電子投票機の使用は違憲であるとしている。
裁判で原告側は、現在使用している電子投票機の使用中止を求めるとともに、有権者の意志がはっきりと現れる紙を使った投票システムの復活を求めたが、カリフォルニア州連邦地裁裁判官
Stephen V. Willson 氏は、タッチスクリーン方式は、投票用紙のダメージや記入ミスによる無効票や二重投票を減らし、さらに、障害者の投票場へのアクセスを可能にするとともに、複数の言語による投票も可能にするものであると、電子投票機のメリットを認め、原告の主張を退ける判決を下した。
被告人となった、カリフォルニア州長官 Bill Jones 氏は、今回の勝訴に関し、「タッチスクリーンの投票システムを支持する判決に喜んでいる。この判決は、古い投票機を新しい技術に置き換えようとする地域の人々にとって、道をひらくものとなった。カリフォルニア州でのタッチスクリーン投票の正確さ、正当性、アカウンタビリティに対する疑念を一掃する判決である」と語った。
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