経産省、IT プロフェッショナル育成のための「ITスキル標準」策定
経済産業省は2002年12月26日、「IT スキル標準(Ver1.0)」(以下「IT スキル標準」)を策定、資料を PDF ファイルとして公開した。
「IT スキル標準」は「e-Japan 重点計画―2002」に基づき、IT 関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標で、産学における IT サービス・プロフェッショナルの教育・訓練等に有用な「辞書」(共通の枠組)を提供する目的で作成されたもの。2002年5月末から産業界の有識者や学識経験者等で構成された「IT スキル・スタンダード協議会」で検討を行い、パブリックコメント募集を経て今回の策定となった。 「IT スキル標準」では IT サービスを、マーケティング、セールス、コンサルタント、プロジェクトマネジメント、IT スペシャリストなど計11職種/専門分野に区分。各分野ごとに客観的にスキルを測る「達成度指標」や、必要とされるスキルの習熟度合いを示す「スキル習熟度」および必要な「知識項目」を設定するとともに、これらを一覧性をもって提示する「スキル・フレームワーク」を作成した。また各職種/専門分野において、保有スキルや知識などにより7段階のレベルを設け、キャリアパスを明示している。 経産省ではこの「IT スキル標準」の活用例として、IT サービス企業の戦略的な人材育成・調達の目安、教育・研修サービス機関におけるスキル・マップ提示の際の指標、個人でのキャリアパスイメージとスキル開発の指標などを挙げている。 なお、政府が IT スキル標準を提示する意義について経産省では、政府がパブリック・ドメインとして戦略的な人材育成・スキル開発のための客観的指標を整備・提供することで、企業や教育機関によるプロフェッショナル育成の有機的な連携と、我が国の IT サービスの質的な向上につながるためである、としている。 ○IT スキル標準 −ITサービス・プロフェッショナル育成の基盤構築に向けて− http://www.meti.go.jp/report/data/g21226aj.html 関連テーマ 最新トップニュース
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