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2003年1月27日 00:00
韓国、ワームの影響でインターネットが約9時間マヒ
先週末に発生した、Microsoft SQL Server を狙ったワームの影響で、韓国では大規模なインターネット接続障害が発生、携帯電話による無線インターネットを含めた広範なインターネットアクセスができなくなったほか、オンラインサービスなどに多大な被害をもたらした。
韓国各メディアが伝えるところによると、25日14時ごろに W32/SQL ワーム(Slammer ワーム)が韓国国内に流入、大手 ISP の Korea Telecom(KT)恵花(ヘファ)電話局にある DNS サーバに通常の50倍程度の DNS 問合せが発生、この DNS サーバが過負荷によりダウンした。 続いて KT が運用する他の DNS サーバでも過負荷による障害が発生したほか、ハナロ通信、トゥルネット など他の ISP や、SKテレコム、KTF、LGテレコムなど無線インターネットキャリアで相次いで接続障害が発生。各社は数時間以内に接続を復旧させたが、接続が遅くなるなどの障害は同日23時ごろまでの約9時間続いた。 これにより、インターネットバンキング、鉄道・航空などのインターネット予約、ネットショッピング、オンラインゲームなど民間サービスのほか、電子民願を行う電子政府のホームページ(www.egov.go.kr)も接続不能となりサービスが中断、利用数が激減し大きな被害が出た。さらに約3000万人が利用する無線インターネットサービスも電子メール、ニュース検索などのサービスが利用できなくなった。 26日会見を行った通信情報部の李相哲(イ・サンチョル)長官は、官公庁や企業の業務が始まる週明けに再びワームが侵入する可能性が高いとし、月曜日の始業前に適切なセキュリティ対策を取るよう促す「対国民行動要領」を発表した。 また李長官は、今回のような事態に備え徹底した危機分散システムを作り出さなかったことが原因だと指摘。「関連法を整備し、政府レベルで再発防止に向けた対策を作り出す」と述べた。 なお27日午前に情報通信部が発表したところによると、一部で依然ワームの影響は続いているものの、主要 ISP ではすでに通常のトラフィック量に戻っており「27日の15時ごろには正常化できるかどうかが明確になる見通し」だという。 関連テーマ
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