ニュース 2003年2月4日 00:00

韓国インターネット業界、2003年1分期の景気見通しは“明るい”

著者: japan.internet.com 編集部
2003年2月4日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事


韓国のインターネット業界では、2003年1分期の景気を“明るい”と予測している。

情報通信部韓国インターネット企業協会が共同で行った国内インターネット企業101社に対する調査で、1分期の国内インターネット産業景気数値(iBSI)が、昨年4分期の96を大きく上回る「112」となった。

iBSI はインターネット業界の全体景気を予測する数値で、100を超えると「好転」、 100未満なら「悪化」、100や100に近い数値なら「横ばい」という評価に相当する。

業種別に iBSI を見ると、活用産業(ポータルサービス、コンテンツ、電子取引)が123、支援産業(システム構築、ソリューション、コンサルティング、マーケティング)が105.8、基盤産業(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークサービス)が103.8という結果で、相対的に活用産業が良い見通しだ。中でもポータルサービス企業の iBSI は123で最も好況が予測されている。

各企業が1分期の好況を期待する要因・理由は、ITに関心が高い盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領への期待を反映する「新政府の景気浮揚効果」を挙げた企業が25.6%で、「業界の積極的なマーケティング活動強化」と並びトップ。続いて「インターネット関連環境や要件の好転」と「安定的な収益源の確保」などが挙げられており、従来の“インターネットはタダ”という認識が変化し、業界全般に肯定的な効果が現れるものと期待されているようだ。

反面、「業界景気が悪化する」と予測する理由としては「内需市場の悪化(28.7%)」、「国内外のIT景気回復が不確実(27%)」、「コスダック(KOSDAQ)市場沈滞など資金調達の混乱(18.9%)」などが指摘されており、業界のみならず韓国経済全体を心配する声も多かった。

今回の調査では、市場の前向きな状況を反映するように、多くの企業が「広告・広報費の投資費用を拡大する計画(61.4%)」と回答、また「システム・研究開発投資拡大(79.5%)」や「人材採用の拡大(47.5%)」などの動きも見られることから、攻撃的な経営が期待される。

情報通信部では、このようなインターネット業界の景気見通しを反映し、インターネット関連予算を早期に執行する計画。またインターネット企業協会とともに「投資コンサルティング博覧会」および「採用博覧会」を開催する予定である。



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