ニュース 2004年12月10日 00:00

Cybertrust 社、オーストラリア電子パスポートの開発を受注

著者: japan.internet.com 編集部
2004年12月10日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

ビートラステッド・ジャパン株式会社のパートナー企業である Cybertrust 社は2004年12月10日、オーストラリアの ePassport(電子パスポート)の試験プログラムを構成する PKI(公開鍵基盤)技術に関し受注したことを発表した。

オーストラリアの ePassport は、パスポートに関する基準を策定す国連機関である国際民間航空機関の認定基準に準拠したプロジェクト。Cybertrust 社はオーストラリア外務省により、パスポートに記録するバイオメトリクスデータを防御する PKI 技術のプロバイダとして選定された。

オーストラリアの ePassport は、パスポート保持者の個人情報を政府独自の鍵によって電子的に証明し、パスポートに格納する。一度、パスポートに格納された情報は、認可されない限り変更することは不可能となる。

新システムのもと、空港の税関スタッフは、パスポートの IC チップに格納されている Cybertrust 社によって生成されたセキュアなデータを専用リーダで判読し、国際民間航空機関のセントラルディレクトリに保存されたデータと照合を行う。照合データの一致、目視による認証、人相認識技術による確認、パスポート保持者の身元確認が取れた後、旅行者は入国を許可される。

バイオメトリクスパスポートを推進する原動力の一つに、米国が施行する規制がある。この規制は、ビザを免除されている国からの全ての旅行者に対し、パスポートにバイオメトリクス識別情報を格納させておくことを義務付けるもの。

2004年12月現在、オーストラリアを含む27か国が、米合衆国よりビザを免除されている。一方、数多くの国々は米合衆国からビザを免除されておらず、独自の ePassport の開発を進めている。



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