| ニュース | 2006年5月26日 18:00 |
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日立、電子行政ショールームをリニューアル――最新ソリューションを展示 著者: japan.internet.com 編集部 ▼2006年5月26日 18:00 付の記事 □国内internet.com発の記事 日立製作所は22日、電子行政ショールーム「CyberGoverment Square」をリニューアルした。 CyberGoverment Square(CGS)は、日立が提供する電子行政向けソリューションの広報・宣伝活動を目的とした施設。2000年3月の開設以来、これまで2万人以上の政府・自治体関係者が訪れており、2005年の来場者は約3,000人とのこと。 今回のリニューアルにより、さまざまな IT 活用ソリューションをその場で体感することが可能となった。展示されているのは、行政窓口の利用率向上を実現する電子窓口ロッカーサービスや、IP テレフォニーやシンクライアント端末を利用した新ワークスタイル、ミューチップを用いた子供見守りシステムなど。他にも、指静脈認証システムや5月に発表されたばかりの電子ペーパーディスプレイといった最新のソリューションを実際に見学することができる。 政府の IT 戦略本部が1月に決定した「IT 新改革戦略」では、国・地方公共団体に対する申請・届出等手続におけるオンライン利用率を2010年度までに50%以上とする、という数値目標がある。CGS のリニューアルもこれを受けたものだ。 同社の公共システム事業部 甲斐隆嗣氏は「今後はレガシーシステムからオープン系への移行で浮いた予算投資が、住民向けのフロントサービスに投資されるはず」と述べる。 展示されていたソリューションのうちいくつかを紹介する。 Web コンテンツのアクセシビリティ支援ソフト「ZoomSight」は Web ページの表示拡大・色調変更ツール。ワンクリックで表示サイズや画面カラーの変更、テキストの音声読み上げ、るびふりが可能だ。テキスト読み上げの際は、リンクが貼られている箇所は通常より高い声で読み上げるなど工夫が凝らされている。
ZoomSight を導入しているサイトにはツールを起動するためのアイコンが設置される。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、Web ブラウザの左端に ZoomSight を操作するコントローラーが起動する。コントローラーのデザインは、国によって異なる色感やアイコンの形状などにも配慮しているという。 コントローラーには常に画面サイズを変更するためのインターフェイスが表示されており、「カラー変更」「よみあげ」「ふりがな」の各操作はダイヤルによって切り替えることができる。2月には自治体の各種申請書などに見られる PDF 形式の文書にも対応、また英語と中国語コンテンツの読み上げも可能となった。 「子供見守りシステム」は、ICタグ「ミューチップ」を活用した防犯ソリューション。ミューチップを内臓したカードを子供に持たせ、登校・下校時に IC タグリーダーにかざすことで保護者の携帯電話などにメールを配信することができる。
カードは学校などの導入機関によって複数の種類を発行することができる。例えば学校ならば、生徒用にはキーホルダー型、保護者用や業者用にはカード型といった具合だ。これらのカードをリーダーで読み取ることで、端末にはあらかじめ登録しておいた所有者情報が表示される。
ミューチップには ID のみが格納されているため、紛失した場合にも個人情報が漏洩することはないという。 「電子ロッカーシステム」は、住民が駅や公民館などの公共施設で自治体からの交付物などを受け取ることができる仕組み。 住民は必要な交付物をあらかじめ役所に電子申請すると、職員が決済を行い、交付物は公共施設などに設置された電子ロッカーに入れられる。本人確認は住基カードとパスワードで行うことができる。これにより休日や受付時間外でも交付物の受け取りが可能となる。住民票や母子手帳、貸し出し図書などの受け渡しに利用されているという。
「指静脈認証ソリューション」は、身体的な特徴を用いて利用者の認証を行う生体認証技術の一つ。精度の高さと低コストが特徴だ。 USB 接続のリーダーに指をかざすことで、PC へのアクセスなどの本人確認を行うことができる。指静脈は3歳でパターンが確定し、さらに成人してからはほとんど変化がないため、運用が容易だという。また人の目に触れないことから偽造が困難な点もメリットの一つだ。
また電子ペーパーディスプレイも展示されている。表示データは一定時間おきに自動的に更新されていた。フラッシュメモリ、バッテリ、無線 LAN を内臓しているため、背面にもコード類は見られない。現在のところはモノクロ表示モデルのみだが、今後はカラーモデルも開発されるという。
これらの他にも、IPテレフォニーやセキュリティPC、ユーザーの状態を自動検知するセンサタグなど多数のデモが用意されている。 |
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