オープンソースソフトウェア1.オープンソースとは?
オープンソースソフトウェア(OSS)とは、ソースコードを公開(オープン)するソフトウェアにおけるライセンス形態である。オープンソースとして認められる一般的な条件は、Open Source Initiative(OSI)が定義している Open Source Definition(OSD)に準拠しているソフトウェアである。OSD は、version1.9 で10項目あり、OSI はこれに準拠したソフトウェアを認定している。 OSS の特徴は、インターネットを使用し不特定多数からなる「コミュニティ」と呼ばれる全世界の技術者集団によって開発・改良が行われていることである。OSS の本質は、不特定多数の人間が関わりを持つというところである。 OSS のライセンスで最も有名なものは GNU の GPL/LGPL であり、他にも MPL、FreeBSD 型などがある。代表的な OSS として GNU/Linux(OS)、Apache(Web)、PostgreSQL(DataBase)、BIND(DNS)、Sendmail(メール配送)などがある。 2.Linux およびオープンソースのサポート拡充にともなう新たな進出 Linux は、OSS の一つであり、GPL ライセンスのオペレーティングシステムである。Linux をベースにしたシステムを構築する上で、ユーザーが強い不安を持っているのが保守サポートである。 しかし、昨今、各ベンダーとも OSS へのサポートメニューを拡充しており、ベンダーの保守サポートを受ければ、責任をもったサービスを受けることが可能であり、特に OSS ということを意識することなく運用が可能となっている。 具体的なサービスメニューの拡充は、24時間365日サポートサービス、パッチ適用サービス、遠隔監視サービス等々が揃ってきており、他プラットフォーム(Unix、Windows)とのサービス体系に関しても、真のミッションクリティカルということでなければ、遜色のないレベルになっている。 こういったサービスメニューの拡充に伴い、エンタープライズ分野に適用が明確に始まってきており、また、各社の導入状況をみても、ある分野等に偏ることはなく、着実に全業種・業態において導入が進んでいる。 3.オープンソースがもたらすもの ・新たなるプラットフォームの提供 ・ニュートラルテクノロジー 団体、企業、行政、教育機関等々、すべてのカテゴリに所属する個人が等しく、OSS におけるテクノロジーを知ることができ、様々な恩恵を受けることが可能となった。 このことは、今までの構図だけではない、新たなビジネスモデル、ビジネスチャンスの創造、テクノロジーの発展、新たな利害の対立をも含んでいる可能性がある。また、ユーザとベンダーといった位置関係のパラダイムシフトも今後の展開では考えられる。 4.今後の展開 今後の展開として、Linux を代表とする OSS が、プラットフォームとしての地位を、より堅固にしていくであろう。その中で、OSS の技術を理解しつつ、どのように組み合わせていくかが、今後の課題であろう。OSS は、更なる発展を、今まさに迎えようとしており、今後のロードマップ等を含め、目が離せない状況にある。
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