ネットは寄付やボランティアを促進できるか(株)三和総合研究所、インターネットコム(株)、(株)インフォプラントのインターネット・
ユーザー300人に対する調査により、
ネットユーザーの寄付やボランティアに関するニーズの方向性がわかった。
最近、寄付やボランティアの促進を意図したサイトをよく目にするようになった。 ネットは草の根活動促進の有効なツールであり、ITを使った社会的課題の解決という観点では、 寄付やボランティアがネットにより促進されるかどうかは重要なテーマであると考えリサーチを行った。 まず、過去の寄付やボランティアの経験について聞くと、 非営利団体向けの寄付・ボランティアを行った経験のあるユーザーがそれぞれ75%、29%である一方で、 政治家・政治団体に対する献金・ボランティアについては経験者が極めて少なかった。 今後、信頼できる非営利団体や環境・地域社会に貢献する企業に対しては、 支援すべきとするユーザーが大多数を占めるが、政策に共感できる政治家・政治団体については、 支援すべきとするユーザーは1割強に過ぎず、政治家・政治団体に対する不信感には根強いものを感じる。 ウェブ・サイト上の情報が寄付や献金を促進できるかという点について聞いた結果を見ると、 近年見られるようになった「寄付・献金先の具体的な活動内容を示す」というレベルではやや弱く、 「寄付・献金先の情報公開について第三者による評価・格付け情報を示す」、 「寄付・献金の具体的な使われ方の明細を示す」というレベルが求められているのではないだろうか。 また、具体的な応援の形として内外で展開されているいくつかのビジネスモデルについて ユーザーの利用意向を聞くと、米国に多数存在する 「そのオンライン・ショップで商品を購入すると特定の非営利団体に購入金額の数パーセントが寄付される」 というモデルが最も多くの支持を得た。 寄付やボランティアについては、米国と日本を比較すると非常に大きな隔たりがある。実は、 社会が善い方向に向かうか悪い方向に向かうかは、 我々のお金の使い方や余暇の使い方によって少しずつ変わってくる。善悪の中身はともかく、 一人一人がそういったことを意識して日常生活をおくれば大きなムーブメントを起こすことも可能だろう。 是非そういった流れを促進する組織が現れて欲しいと願うとともに、皆さんも今一度、 お金の使い方や余暇の使い方を考えてみていただければと思う。 ◆参考記事: FundingPool.com、貧しい人に食事を提供するプロジェクトを開始 オンライン予約を入れよ、されば、ひもじい人が救われん eBay、子どもたちに無償の贈り物活動 韓国、ショッピングモールの販売収益金を障害者福祉基金へ オンライン ショッピングと社会的貢献を融合 ◆寄付・ボランティア活動経験 ![]() ◆支援意向 ![]() ◆Webサイト上での情報公開 ![]() Q.国内外のウェブ・サイト上で次の様な形態のビジネスが展開されています。ユーザーとして利用してみた いと思うものをいくつでも選んで下さい。 ![]() 関連テーマ 最新トップニュース
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